英専の現在・過去・未来
English and Beyond!

　グローバル化、情報化が日々進む世界に通用する、国際コミュニケーション力を十分に備えた責任ある大人を輩出することが現在の英専の使命です。「国際コミュニケーション力」と言っても、単に英語が「ペラペラ」というのでは、薄っぺらで、表面的なスキルだけを指す印象を与えるかも知れません。でも、英専が目指すのは、ことば、文化、コミュニケーションの密接な関係について十分な知識と、自己成長へのやる気に根差した行動力を持った人を育てることです。多彩な教授陣と多様なカリキュラム、最先端の施設、留学、語学研修などの海外経験を通じて国際人を育成します。
　そんな英専は1965年に文学部英文学科から分離独立して外国語学科となり、1969年に英語専攻とフランス語専攻に分離されました。発足当時は実務英語に力を入れたカリキュラム内容になっていましたが、学生の多様な学習希望と時代の要請に応えるため、大幅なカリキュラム改訂を重ね、現在のビジネス・コミュニケーション、コミュニケーション学、英語学、言語文化の４本柱からなっています。
　今後も目まぐるしく変化する世の中の動きを視野に、ことば、特に英語という、世界で通じる言語を幅広く（たとえばビジネス、政治、経済、教育、観光、研究）使って自分を成長させるお手伝いができる教育（＝「共育」）を目指します。
　英語力は人間的、情緒的、論理的成長を全般に促す要素ととらえ、多様性を増す国際社会で活躍できる社会人を育てます。英語専攻は、英語力習得の背後にあるもの、English and Beyondを見据えた教育を提供します。