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海外派遣留学

プログラム概要

 西南学院大学と国際交流協定を締結した教育機関に交換留学生として派遣する制度です。本学は1971年に学生の派遣を開始し、これまでに海外に派遣した学生は約1,700人を数えます。現在、34か国96大学の大学と学生交換に関する協定を締結し、毎年約100人の学生を海外に派遣しています。

募集情報

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派遣期間

  •  A日程:1年間留学 3月~翌年2月(12カ月)/半年間留学 3月~8月、9月~翌年2月(6カ月)

  •  B日程:1年間留学 9月~翌年6月(10カ月)/半年間留学 9月~翌年1月(5カ月)
  •  ※A日程:ドイツ語派遣、韓国語派遣、英語派遣(韓国、ドイツ、南アフリカ、チリ、ペルー、タイなど)

  •  ※B日程:上記以外の国(A日程の派遣枠に余りが出た場合はB日程でも募集します。)

  •  ※国や大学によって、派遣期間は異なります。詳細は、最新の募集要項を確認してください。

 受験資格

  (1)学籍
  学部生・大学院生
  ※応募可能な協定校は、募集要項に掲載する。  

 (2)在学成績
  在学成績のGPAが2.2以上(卒業要件に算入しない科目の単位は除く)
 (3)語学力要件
  募集要項に掲載する語学力要件を満たしていること。

  • <応募資格のない者>
  •  ◆帰国時に、学則第18条に該当する(在籍期間が8年を超える者)

  •  ◆募集年度に本学を卒業する者

提出書類

 派遣留学計画書、外部語学力試験結果など

選考

  合格者は、以下の選考要素を総合的に判断し、選考判定の順位順に合格者を決定します。派遣先大学は、順位の高い合格者の希望が優先されます。
 ◆在学成績(GPA)
 ◆語学力成績
 ◆派遣留学計画書
 ◆所属学部・学科・専攻での留学適性判断

  • 応募にあたっての注意事項
  •  ◆派遣先大学は、選考成績などに基づき、本人の希望を加味して決定しますので、必ずしも第1希望の大学(国)に派遣されるとは限りません。
  •  ◆留学に伴う資金計画や卒業までの学習計画、将来設計を十分に考慮した上で、保証人の合意のもとに申し込んでください。なお、選考中および選考後の辞退は、特別な事情を除き、基本的に認められません。
  •  ◆合格発表後に開催される各種オリエンテーションや研修には、必ず出席してください。無断で遅刻・欠席したときには留学が取り消されることがあります。

募集スケジュール

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海外派遣留学生の募集

・A日程:7月中旬~9月中旬

・B日程:11月下旬~12月中旬

合格者・補欠者発表

・A日程:10月下旬

・B日程:1月下旬

募集要項

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※協定校の語学力要件、その他募集内容は以下のページで必ず確認してください。
 国際センターHP: https://w3.seinan-gu.ac.jp/intleduc/

奨学金

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海外派遣留学生には西南学院大学から奨学金が支給されます。
詳しくはこちらをご確認ください。

体験談

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頑張ったと思える大学生活にするために

外国語学部 外国語学科 佐竹 結さん

アイスランド大学(アイスランド)

留学を志した時期や留学を決意した理由を教えてください

高校一年生でホームステイを経験した際にホストファミリーと英語で会話することがうまくいかなかった悔しさから、長期留学をして英語を習得し、もう一度ホストファミリー達と会いたいと考えたのがきっかけです。

どのように留学先を選びましたか

治安が良く幸福度が高いと言われている北欧で生活してみたいと考えました。また、アイスランドは今回の留学で行かなかったらその後行く機会がないかもしれないと思い留学先として選びました。

留学先(国、地域、大学)の魅力について教えてください

人口が少ない小さな国での、静かでのんびりとした生活が好きでした。カラフルでかわいいレイキャビクの街と、CGの世界にいるように感じる壮大な自然は一生忘れません!

留学生活で楽しかったことや苦労したことは何ですか

気候変動が激しい国であったため体調管理が少し難しい時期もありましたが、アイスランド人だけでなく世界中からの留学生に囲まれての生活は毎日新しい発見があってとても楽しかったです。

留学によって得たものは何ですか

特に、小さなことにも感謝すること、違いを受け入れること、人と比べないようにすることが留学前よりもできるようになったと思います。初めて福岡から長期間離れたことで日本の便利さやいつも家族・友達が近くにいることのありがたさに気が付きました。また、生まれも育ちも違う人と関わると価値観や文化の違いに驚くこともありますが、そこで自分の基準で他の人を判断するのではなくその人の考えを受け入れるようになりました。そのことから、人と人とは比べられないものだと感じ、自分も他人と比べなくなりました。
アイスランドはゆっくり時間が過ぎているような雰囲気で、アイスランドの人達は心に余裕があり誰に対しても優しかったです。日本で過ごしていると忙しくて心に余裕をもつのが難しい時もあるけれど、余裕をもって他人に優しくできる人でありたいと思いました。

これから長期留学を目指す学生へ、メッセージやアドバイスをお願いします

大人になってから留学することもできますが、自分も学生のうちに留学先で出会う学生と共に生活できるのはとても貴重な経験だと思います。もちろん留学中は辛い時もありそれに対する不安もあるかもしれませんが、そのつらい気持ちや不安に思うことは当たり前だし、何よりもそれを乗り越えた先の成長や達成感はとても大きいものなので、留学が終わる頃には行ってよかったなと思えるはずです!
留学前の書類や履修、住居などの準備、到着後の銀行や携帯電話関連のことなど、大事なことは早めに準備するのをお勧めします。だけど、とにかく一番は留学生活楽しんできてください!

自分の可能性を知り、限界を知った留学

経済学部 経済学科 椎野 安理さん

ベイラー大学(アメリカ)

留学を志した時期や留学を決意した理由を教えてください

西南学院大学への進学が決まり、入学前から留学を考えていました。6月ごろに国際センターへ相談に行き留学制度や語学試験の説明をしていただいて、準備を始めました。留学の目的は大きく分けて二点あります。①西南に入学した選択がベストのものになるようにする②自分の将来につながるものを見つける

高校生まで理系の学生だったので、他の大学に進学していれば英語学習に注力する時間はあまり取れなかったかもしれません。西南学院大学への入学を機に、ひそかに憧れていた英会話に挑戦したいと思いました。また、父の転勤で小学三年生まで引っ越しが多く、新しい環境や人との出会いは自分の成長に大きく影響したと感じていました。約十年間福岡で過ごしてきて、今度は自分の力で新しい環境に飛び込んでみようと思い留学を決意しました。そして、卒業後に仕事にしたいことが見つかっていなかったため「将来のキャリアにつながるものを見つける」ことを留学期間中の目標に決めました。

どのように留学先を選びましたか

全ての協定校の特徴を大学のHPやインスタグラムなどで調べましたが、ベイラー大学には寮費・食費も免除になる奨学金の制度があったため、特に詳しく調べていました。初めての海外なので都市部への留学は少し怖かったことと、広くきれいなキャンパスに憧れてベイラー大学を第一志望に決めました。

留学先(国、地域、大学)の魅力について教えてください

アメリカ留学では様々な人種の方に出会えることが魅力の一つだと思います。大学があるテキサス州出身の生徒はもちろん、他の州からの生徒も多くいましたし、他国からの生徒も多かったです。日本にいる間は外国の方と深く関わる機会がありませんでしたし、アフリカ系の方にはお会いする機会さえあまりなかったので、様々な国からの友人が出来てとても嬉しかったです。ベイラー大学があるテキサス州ウェイコは大きな街ではありませんが、キャンパス近くにはレストランやカフェがあり、車で少し行けば州都のオースティンやヒューストン、サンアントニオなどに遊びに行くこともできました。また、ベイラー大学の日本語教授の方々が優しくて、日本語学習者の親睦会に招待してくださったりイベントの企画・開催を任せてくださったり、大変お世話になりました。大学のキャンパスは、現代的な建物も歴史のある建物もどれも素敵でした。秋学期には多くのイベントがあり楽しかったです。

留学生活で楽しかったことや苦労したことは何ですか

週末にダラスやオースティンにドライブに連れて行ってくれる子や、留学生ということで長期休暇にお家に呼んでくれる友人もいました。平日は勉強に追われていた分、週末や長期休暇には友人と楽しく過ごして、メリハリのある充実した留学期間でした。
私は二人のルームメイトがおり、一緒に親子丼を作ったこともありました。アメリカの卵は生で食べない方がよいということで半熟に仕上げることはできませんでしたが、初の親子丼を楽しんでくれて嬉しかったです。
はじめは現地でのリスニングやスピーキングになかなかついていけず苦労しました。文法が多少間違っていても理解してくれるので、リスニング力を鍛えていくことをお勧めします!

留学によって得たものは何ですか

私が今回の留学で得たものは努力できた経験と行動力です。リーディングの課題やレポートの課題に追われて大変な思いもしたけれど、その時その時の“ベスト”を目指すようにしていました。完璧ではなかったかもしれないけれど、自分のベストを目指して努力した経験は今の自信につながっていると思います。また、留学中は「とりあえずやってみる」ということを大事にしていました。日本語教授の方に相談して日本文化を楽しむイベントの企画を任せていただき、三回ほど開催することができました。みんなに楽しんでもらえてとても嬉しかったです。
様々な経験を通して、自分の将来に繋げたいことも見つけることができました。留学先で出会えた友人とはこれからも連絡を取り続けたいと思うし、いつかまたウェイコに遊びに行きたいと思っています。

これから長期留学を目指す学生へ、メッセージやアドバイスをお願いします

自分の可能性を知り、限界を知った留学でした。精一杯頑張ること、新しい環境や人との出会いから見えてきた自分の可能性があったし、自分の限界を感じることもありました。でも、限界を感じることは悪いことではなくて、そうやって「自分が本当に目指したいこと」を見つけていくのかな、と今就職活動をしていて思っています。
留学に興味があるけれど、自分に自信がない、そんなに頑張れないかもと思う方がいれば、ぜひ国際センターに相談に行ってみてほしいです。それぞれの頑張り方があるし、留学の経験から得るものは人それぞれだと思います。
今思い返せばもっとこんなことができればよかったなと思うことはあるけれど、その時その時のベストで頑張ったはずだから仕方がないし、自分の留学経験に満足しています。ちなみに、いろんな思いを持つ他の留学生との出会いも面白かったです。様々な経験や出会いが自分の成長につながるはずです。応援しています!

関連資料・リンク

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