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研究ニュース

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2020.10.01

大学教員のための英語教育実践セミナー『大学の授業を「英語」で教える ~既存の授業を英語で実施するには~』開催について

教員各位

 下記のとおり、英語で効果的に教えるためのセミナーを開催します。皆さまぜひお申込みください。

 ◆大学の授業を「英語」で教える ~既存の授業を英語で実施するには~ ◆
 「いま日本語で実施している既存の授業をどのように英語で行うか」をテーマに、セミナーを実施します。
英語で授業を行う際に、教授する側、受ける側(学生)、ともに積極的に授業運営に参加するために、
『実施に向けた心構えから授業の事前準備』『すぐに実践できる指導法』『授業を想定したロールプレイ』
『学生の英語力やモチベーションに配慮しながら積極的な参加を促すクラスマネジメント』 等、
「英語で」行う授業を成功させる秘けつを学びます。

セミナーでの使用言語は英語と日本語の併用となりますが、参加者のレベルによって調整いたします。
各回完結式のセミナーとなり、内容も異なります。 ①【導入編】、②【実践編】どちらか一方の受講でも、
両方の受講でも可能です。なお、【導入編】に参加してみて【実践編】への参加を検討することも可能です

(定員に余裕がある場合に限ります)。

第1回目 英語での授業運営 【導入編】 初めて英語で教えるためのFirst Steps               

日程:11月28日(土) 9:30~13:00

既存の授業を英語化にするために今すぐできるコツの紹介と参加型アクティビティを通して体験してもらいます。
英語力に関わらず「これならできる」初めの一歩を紹介します。英語での授業実施を検討中の方、これまでに英
語で授業を実施したことがない方にお勧めします。

  ● 「既存の授業を英語授業へ移行させるコツ」 
      既存の日本語の教材と教具を英語で教えるために変化させるステップ(説明、サンプル)

  ● 「授業設計のコツ」
      大学の授業を英語で実施するためのプランニング、すぐにできる小さなステップから(説明、練習アクティビティ)

  ● 「多様性に対応するコツ」 
      外国人留学生と日本人学生が混ざった教室の運営アドバイス、効果的なコミュニケーション(サンプル、アクティビィ)

第2回目 英語での授業運営 【実践編】 授業を活性化させる:実践から学ぶファシリテーション          

日程:12月12日(土) 9:30~13:00

英語で授業を教える際の、日本人学生と留学生のスピーキングとコミュニケーションを促すための学習活動のプランニン
グと実施。デモンストレーションとロールプレイアクティビティでファシリテーションの実践的な練習を行います。すで
に英語で授業を実施したことがある方にお勧めします。

  ● 「学生のやる気を維持するコツ」 
      学生の学習モチベーションを引き上げるためにできること、アドバイス(調査結果の紹介、デモンストレーション、トライアル)

  ● 「学生を巻き込むコツ」 
      学生同士のコミュニケーションを促す英語活動の具体例の紹介、ファシリテーションの仕方と役立つ表現と
スクリプト(デモンストレーションとロールプレイ、フィードバック)

 

担当講師:Bence Tamas,Ph.D.(ベン トーマス)
     株式会社アルク 英語プログラムディレクター

 プロフィール:英米学科修士(MA)、日本語学科修士(MA)、応用言語学博士後期課程博士(Ph.D.)、
       英語教員免許、日本語教員免許。2009年日本文部科学省国費研究生として来日。
       現在、(株)アルクにて教材や研修プログラムの開発を行う一方、教員向けに指導力および英語力を向上させる
       セミナーや研修会を講師として担当している。専門は教育論、言語教育、学習モチベーション、学習方法、
       異文化コミュニケーションなど。

 研修実績:全国の国立、私立大学、日本政府、大手企業にて数々の研修を担当
     宇都宮大学、熊本大学、弘前大学、山形大学、順天堂大学、静岡大学、中央大学、東京海洋大学、
     東京工業大学、東京理科大学、東洋大学、福島大学、豊橋技術科学大学、名古屋工業大学、明治大学・・・など。

 

 【実施方法】 オンライン(Zoom)※受講環境(PC,ヘッドセット,Wi-fi等)については各自ご準備ください。
【申込方法】 添付の「申込用紙」に必要事項を記載のうえ、メール添付にて教育・研究推進課(suishin)にお申込みください。
【申込期日】 2020年10月23日(金) ※定員(各回15名程度)になり次第締め切ります。
【問合せ先】 教育・研究推進課(内線:3604、e-mail:suishin)

【添付ファイル】
 2020年度教員向け英語教育実践セミナー