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入試課 > SEINAN PEOPLE :教授の研究 倉田 康路 教授

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教授の研究

人間科学は、「人間とは何か」という問いを様々な科学分野からアプローチし、探求していく学問です。本学部では、人間の教育・育成にアプローチして人間の成長・発達を科学する「児童教育学」、人間の内面にアプローチして人間の心を科学する「心理学」、そして、人間と社会にアプローチして人間の生活を科学する「社会福祉学」という3つの科学を軸に、人間を支え、社会に貢献できる人材を育てています。

 では、人間科学の学びは実際にどのように活かされているのでしょうか。人間科学が探求する、人間の幸せな暮らしについて西南学院大学とゆかりのある「サザエさん」を題材に考えてみましょう。

 人間科学の視点から社会福祉学的にサザエさん一家を分析してみると、幸せな暮らしを実現するいくつかの要因が揃っています。子育ての面でサザエさんはタラちゃんの世話を、同居している親であるフネさんなどの協力を得て行なっています。教育の面では、ワカメとカツオはいじめなどの悩みがなく、楽しく学校に通える環境が確保されています。経済面においても、一家の大黒柱であるマスオさんが安定した収入を得ていることで困窮することはありません。そして、介護の面でも、波平さんとフネさんはまだまだ現役として頑張れる健康な心身を維持できています。このような幸せな暮らしは漫画だから続けられますが、現実ではいつまでも続けられる保障はありません。なぜなら、人間は生きていくライフステージにおいて、様々なリスクに直面するからです。

 例えば、日本では共働き夫婦が増えていますが、サザエさんが就労することになれば、タラちゃんを保育園で預かってもらうための「子育て支援」が必要になります。ワカメとカツオが不登校になった場合は、スクールカウンセラーの「心理的支援」やスクールソーシャルワーカーの「社会的支援」が求められます。もしも、マスオさんの会社が倒産した場合は貧困家庭となって、「生活保護」や「就労支援」に頼ることになるかもしれません。さらに、波平さんとフネさんも高齢によって「介護支援」が必要になる可能性もあります。

 人間科学の社会福祉学では、人間が生きていく上で遭遇するリスクに備え、リスクが生じないためにはどうすれば良いのか、リスクが生じた時にはどういう支援が必要なのか、制度やサービスなどの社会的資源を活用し、生活をサポートする知識と技術を学んでいきます。学びを通して養われる「人間を理解し、人との関わりを持つ技術」「コミュニケーション力」「能動的な行動力」は、福祉や心理、教育の現場はもちろん、社会のあらゆるフィールドで活かされるはずです。人間が好きな人、人間に興味があるという人は、ぜひ人間科学部へ。共に学び、人を支え、幸せのお手伝いができる「誇れる自分」を目指してみませんか。

人間科学部 社会福祉学科
倉田 康路 教授

新たな一歩を進む君へ

西南学院大学には、出身や国籍、価値観が異なる個性豊かな学生が集まっています。そうした様々な個性と交わることは視野を広げると同時に、自分自身の個性を見つける貴重な経験となります。それはきっと宝物を探すような4年間になるはずです。

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