西南学院大学
メニュー
language
検 索
  • Facebook
  • Twitter
  • YouTube

Seinan, Be True to Christ

西南学院大学

入試課 > SEINAN PEOPLE :教授の研究 リチャード・ホドソン 准教授

公式SNS
入試課SNS

教授の研究

いよいよ2020年4月から外国語学部がスタートしますが、「外国語学部」という名称はどのように英訳できるでしょうか。実は2つの英訳が可能です。まず1つ目が「DepartmenofForeignLanguages」。これは「外国語の学部」という意味です。2つ目は「Department of ForeignLanguageStudies」。これは「外国語学の学部」を意味し、私たちが提供する外国語学部の学びはこれにあたります。外国語の「聞く・読む・書く・話す」という4技能の習得はもちろん、「外国語学」という学問の理解を深めることも学びの軸としています。

 それでは、「外国語学」とはどのような学びなのか、英単語のplayを例に考えてみましょう。みなさんが「playの意味は?」と問われて最初に思いつくのは、おそらく「遊ぶ」ではないでしょうか。もちろん、それも正解ですが、外国語学の分野のひとつである英語文学の世界では、playを「劇」「演じる」という意味で用いることが多くあります。一方、英語の歴史をひも解く英語史の研究では、playは古いドイツ語に由来し、「喜ぶ、踊る」が元々の意味だったといわれています。また、playを使うイディオムの「playarolein」「playapartin」は、「役割を果たす」と和訳されますが、この場合のplayは「遊ぶ」という軽い意味ではなく、「責任を取る」というような重要性を含んだ意味として使われます。

 このように外国語学の視点から英語という言語を観察すると、簡単そうに思えた「play」も、より深く、より広い意味を持っていることがわかります。「外国語を話せるようになりたい」と思う人の中には、文法や語法といったルールをマスターすれば、外国語を使えるようになると思う人もいるかもしれません。確かにルールをマスターしなければ外国語の実力は伸びません。

 しかし、ルールを習得さえすれば外国語でコミュニケーションできるかというと、必ずしもそうではありません。「Languageplay」、つまり「言葉遊び」というワードがあるように、外国語を駆使したコミュニケーションでは「play=遊び」の要素である創造力も大切なのです。英語であれば、ユーモアやジョークを上手に交えて会話したり、文法や語法のルールを守りながら創造的に外国語を使えてこそ、豊かなコミュニケーションが成立するのです。こうした言語の表現法を育成することが外国語学を学ぶ魅力なのです。

 外国語学部では英語研究科目群とフランス語研究科目群、グローバルコミュニケーションスタディーズ科目群を3本柱に多彩な学びを用意しています。それぞれに心をくすぐる発見があり、どの先生方も言語を学ぶ面白さを熱く伝えてくれるでしょう。みなさんには、この外国語学部の「学びの扉」をたくさん開いて欲しいと思います。そして自分の興味・関心がどこへ向かっているのかを見極め、自分の学びを選択してください。みなさんと一緒に学ぶことを楽しみに待っています。

外国語学部 外国語学科
リチャード・ホドソン 准教授

新たな一歩を進む君へ

日本では「大学を卒業して社会人になる」といいますが、英語には「社会人」という言葉はありません。なぜなら、大学は社会の一部だからです。大学時代はキャンパスの外にも目を向け、社会との交流を通して行動力や責任感を身につけてください。

SEINAN PEOPLE 一覧はこちら

公式SNS