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入試課 > SEINAN PEOPLE :教授の研究 小島 平夫 教授

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教授の研究

商学部は、日本国内外のビジネスと企業経営について学ぶところです。その数あるトピックの中でも、国内外企業間の取引の動態を知るために外せない学びが「為替レート」です。
 為替レートとは、その国の通貨の価値を示したもので、円やドルなどの異なる通貨を売買する外国為替市場において時々刻々変化しています。
 日本企業が外国企業と取引をする際、必然的にこの為替レートの影響を受けます。わずか1円の為替レートの変動でさえも、日本企業の財務業績に大きな影響を与えます。
 例えば、多国籍企業であるキヤノンの場合、2017年後半期に対米国ドルの為替レートが1円上下変動すると、売上高が72億円もの影響を受ける※と予測されました。私たちが普段使っている1円と同じですが、為替レートを通すと国やビジネスを動かす大きな力を持つのです。そして、賃金や商品の価格など私たちの暮らしにも影響を与えます。
 このように影響力の大きい為替レートですが、特異な動きで注目されているのが、中国の通貨「人民元」です。円やドルなど多くの通貨が、為替レートを市場に任せる変動相場制をとっているのに対し、中国は為替レートを政府の管理下におく特別な制度をとっています。そのため、政府や中央銀行が自由に為替レートを調整することができるのです。
 実際2010年6月に、それまで自国の貿易が有利になるよう、米国ドルに対して人民元「安」としていたのを、突然、人民元「高」を容認すると全世界に発表しました。この影響は日本企業にも波及。中国からの観光客が増加することへの期待や、中国市場に商品を売り込んでいく好機と考える企業もあれば、中国による日本企業の買収の不安を感じる企業も。そんな期待と不安が入り交じる中、2015年8月、再び突然、今度は逆に人民元「安」の政策を発表したのです。これは中国景気失速への中国当局の強い危機感が映ると受け止められ、世界の主要株式市場では株価が大幅に下落しました。
 そして、今現在人民元は国際通貨基金の「主要通貨」に加わり、日本の、世界のビジネスにおいてますます目が離せない存在になっています。
 「為替レート」は商学部の学びの一例であり、商学部には多岐にわたって学びのフィールドが広がっています。統計学もその一つですが、複雑に絡み合うビジネスの動きを様々な視点から客観的に分析し予測する力は、変化するこれからの時代を生き抜いていく力に必ずなります。ぜひその力を西南学院大学商学部で養い、磨き鍛えましょう。

商学部 経営学科
小島 平夫 教授

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