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入試課 > SEINAN PEOPLE :教授の研究 王 忠毅 教授

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教授の研究

かつて「Made in Japan」といえば、高品質で信頼性が高いことから世界中で支持されていました。しかし、日本の生産技術がアジアに拡散されて以降、低コストの韓国製や中国製が日本製に取ってかわり、世界の市場を席巻しています。

 こうした状況に対応するため、日本は何をすべきなのか。私が考えるのは、「Made in Japan」から「Designed in Japan」へのチェンジです。組み立てや製造は人件費の安いアジアで行い、その前段階のデザインや設計は日本で行う。その成功例が「iPhone」です。組み立ては中国、設計はApple社のあるアメリカで行っています。このように「Make」と「Design」を使い分けることがこれからの日本には必要です。ただし、職人技や精密な工作機械など、日本の得意分野に専念していくことも重要でしょう。

 では、商学の学びは「Designed in Japan」にどう関わっていけば良いのでしょうか。商学部の学生にとっての「Design」とは、「新しいビジネスの創造」を意味します。ITの急速な普及によってビジネスの在り方は激変しています。今後、日本の企業が勝ち残っていくためには、ITを生かした画期的なサービスや、価値を生み出すライフスタイルの提案など、時代を切りひらくビジネスモデルやビジネスの仕組みの創造が期待されます。これを実現するためには、既存の常識にとらわれない新しい発想が不可欠です。

 私は学生たちに「商学部の学びには、いわゆる『正解』はない」とよく話します。なぜなら、今の世の中は予測不能な時代だからです。イギリスのEU離脱、ドナルド・トランプのアメリカ大統領選当選。この未来を誰が予測できたでしょう。予測不能の時代では、今日正解だったことも、明日になって状況が変われば不正解になるということが起こり得ます。特に、刻々と変化するビジネスは正解のない問題だらけ。従来の理論や戦略だけに頼って、正解のない問題の解決策を見いだすことは困難です。それゆえに固定概念や常識にとらわれない、自由で新しい発想が求められるのです。

 さらに、目まぐるしく変化する国際社会では、現状維持は「衰退」を意味します。台湾の企業に買収されたSHARPしかり、時代の変化についていけるかどうかが、企業の存続の鍵となります。

 高校生のみなさんが大学を卒業する時には、今とは違う世界が広がっていることでしょう。しかし、新たな発想を生み出せる柔軟な思考力と行動力、そして高い倫理観があれば大丈夫。商学部は4年間で世界のどこにいても勝ち抜ける人材を育てます。

商学部 商学科
王 忠毅 教授

新たな一歩を進む君へ

学生の本業は勉強です。ただ、大学は勉強するだけの場ではありません。様々な経験を積み、人格を形成します。サークル、留学、アルバイトなど、勉強と両立、三立してあなただけの強みをみつけてください。

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