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大学概要
西南学院大学の取り組み
パーセントプログラムです。



私たちのキャンパスをさらに豊かな表情に
―本学パーセントプログラム、はじまる―
大学での学生生活。そこには、多くの若い皆さんが学問を追究し、人間としても大きく成長するための貴重な数年間が詰まっています。それだけに、その「背景」ともいえるキャンパスの美的環境をできる限り豊かなものにし、知識だけでなく、ゆとりやうるおいのある心を育めるように整えたい。そのような思いのもとに始められたのが「西南学院大学パーセントプログラム」です。このプログラムは、学内に著名な美術品を設置することにとどまらず、たとえば建築の外観や内装、ストリート・ファニチャーなどの細部にまで配慮して、キャンパス全体の空間の質を高めることであったり、コンサートやパフォーマンスを開催し、皆さんの芸術的感性や知的好奇心を育成する取り組みといったことも含まれます。こうして生まれた創造的で刺激的なキャンパス空間が、皆さんに快適な学習環境を提供し、加えて生活空間そのものに対する審美眼を高める一助となることを願っています。今回、誌面でご紹介した留学生宿舎・インターナショナルハウス(2004年4月開館)内のコミュニティスペースも本プログラムのひとつ。今後も、西南クロスプラザや大学博物館といった東キャンパスの施設はもちろん、2008年3月に竣工しました新チャペル、既存の施設も含めた全キャンパス内でこのプログラムを進め、皆さんの学生生活を充実させたいと考えています。とはいえ、本学パーセントプログラムはまだ生まれたばかり。プログラムやシステムをこれからどのように育てていくか、学生や教職員、さらには卒業生や地域の皆さんにも喜ばれる展開を考えていきたいと思っています。どうぞご期待ください。

インターナショナル・ハウスのパーセントプログラム
[テーマ]世界の光のもとで-Under Lights from the World-
各国の留学生が集うという当施設の機能を考慮し、
異なった文化圏の照明器具と家具により国際交流の場を演出しています。
アメリカの光コーナー[1Fロビーラウンジ]
Frank Lloyd Wright F.L.ライト(1867~1959)
照明器具:F.L.ライトのデザインによるタリアセンペンダント(1灯)
ソファ:F.L.ライトのデザインによるインペリアルトーキョー(1脚)
椅子:F.L.ライトのデザインによるパレスチェア(2脚)
テーブル:F.L.ライトのデザインによるルイスコーヒーテーブル(1脚)
ヨーロッパの光コーナー[2Fコミュニケーションラウンジ]
Charles Rennie Mackintosh C.R.マッキントッシュ(1868~1928)
照明器具:グラスゴー美術学校校長室設置のC.R.マッキントッシュのデザインによる照明器具モデルに基づく試作品(4灯)
テーブル:C.R.マッキントッシュのデザインによるD.S.1(1脚)
椅子:C.R.マッキントッシュのデザインによるD.S.3(2脚)
アジアの光コーナー[3Fコミュニケーションラウンジ]
Isamu Noguchi イサム・ノグチ(1904~1988)
Isamu Kenmochi 剣持 勇(1912~1971)
照明器具:イサム・ノグチのデザインによるAKARI(2灯)
ソファ:剣持 勇のデザインによるラブシート(1脚)
椅子:剣持 勇のデザインによるアームレスチェア(2脚)
テーブル:剣持 勇のデザインによるティーテーブル(2脚)
西南学院大学パーセントプログラム
「パーセントプログラム」は、正式には"Percent For Art Program"といい、新・改築される施設の建設費の0.5%~1%相当額をその施設の芸術環境充実のために使用する制度のこと。欧米では定着が進んでいますが、わが国、特に大学においてこの制度を採用しているケースは本学が初めてと思われます。本学では大学芸術環境推進委員会(現委員長山崎喜代子人間科学部長、2000年発足)によって、2002年から進められています。
国際文化学部教授 後藤 新治
今回の特集に際して、お話を伺った後藤先生。専門分野は20世紀美術史。主な著書に『ルオーの「ミセーレ」』、主な論文に「『走る人』のイデオロギー」など。














