hrmc_090108 2009年1月8日

不安定な職場での仕事はやりがいも感じられないだろうと感じた。さらに給料も完全に時間に比例する点も、病気などをして働けない時には本当によくない。しかし、フリーターの人々が私たちの生活を支えてくれているとも感じた。でも私はこのような条件の中では働きたくない。Tさんは20余りのバイトを経験し、「本当にやりたい仕事」を探したいと言っていたが、「本当にやりたい仕事」を本気で探しているのかが疑問に残った。人それぞれの人生だから、偉そうには言えないが、妻がいるなら、一生懸命に二人の生活のために頑張って働いてほしいと感じた。

「本当にやりたい仕事」って何だろうな?そういうものがどこかに存在していると思っている時点で君も同じ思考の枠組みにはまっていると思う。気持ちもわからないでもないがな。だから人間はやっかいなものなのだろう。


カツマ
ビデオを見たとき、なんか主人公の三人の不遇に感動された。やっぱり、会社にとっては期間契約社員はただの臨時的な労働力すぎないし、会社のリスクをこの人たちに移すじゃないですかって思って、けどチェンジが激しい製造業で生き残るため、それも必然だと思う。なお、会社はその人たちに福利厚生をあたえればかえって意味がなくなるから、しかたがないと思う。

「しかたない」−どういう次元でモノを考えるか。一般的な経営判断という観点からすると一応君のような議論になるだろう(個人的にはちょっと違うかなと思い始めたが)。雇用契約という次元ではほぼ問題ないと思う(多少やばそうな話はあったが)。問題は、そういった議論の枠組みを超えた時点であのようなあり方が望ましいかどうかが問われてくる。


まず北海道が失業率全国1位ということにおどろいた。Yさんは仕事できる、できないという以前に人間的に問題があると思う。請負会社の立場は弱く、それより更に弱いフリーターは言われるがままに行動しなければ働けない現状で、35歳のHさんは大変だろうと思った。25歳のTさんは本来仕事ができる人間だろうが、やりたい仕事探しでもったいないと思う。

まあそうなんだがな。


とくめい
フリーターになるパターンも何通りかある。例えばビデオのように我慢ができない、根性がない人が職を転々とするパターンややりたい事を見つけるまでフリーターになる人など様々である。結論から言えば本人がそれで満足できるなら何の問題もないと思うが、ビデオを見る限りでは、あれで満足する人は今の日本には存在しないだろう。今の日本の図式として正社員をとりたくない企業と職を求める若者を結んでいるのがフリーターとか契約社員という言葉でありそれが現状であると感じた。

言葉の裏をとるようで恐縮だが“本人の満足”という基準も実は問題ありなんだけど。正社員より女性パートの方が満足度が高い、という研究もあるくらいで。
「正社員をとりたくない」…そんなことはないと思う。この時季、ちょくちょく福岡ドームとかでやっている就職イベントに出展する企業の熱気はウソじゃないだろう。ただし、求めているもののすれ違いがあるという点では君に賛成する。

匿名
・自分の世間の見方は甘いと思った。北海道で24才以下は10%以上が完全失業者だと知り驚いた。Yさんはすぐに会社を点々ととしてしまうところが「やっぱり中卒やなぁ」と思ってしまった。(がんばっている中卒の人もいますけど)。期間契約社員の人の毎日の行動を時間で厳しく管理されるというのは少しやりすぎた感を感じた。中国との価格競争の激しさで請負い会社とその下で働くフリーターはいなくてはならないということなので、この先どんどん増えていくのかと思うとゾッとした。35才ではほとんど仕事がないので「本当にやりたい事」などというまえに早く定職につけるように若いうちからやれば良いと思った。

みなのコメントを見ていて、今回、いろんなことを言うの忘れていた、と反省しきり。北海道の失業率の水準が高いのは事実。しかし若者の失業率が高いこと自体は北海道に限らず日本全体、というか世界の中でも産業化の度合いが高い国では一般的な現象である。−これ豆知識な(>豆じゃねーだろ)。「やりたい事」−あれは若いTさんやYさんが言っていることで、35歳のHさんはそれどころじゃない。彼にとっては実家の運送業が「定職」のはずだった。その前提が崩れてしまった。“不本意型”の1つの典型である。


匿名
現在のフリーターの働いている現場のきつさがものすごくきついことがわかりました。日本での製造業の現場では中国との価格競争や他のメーカーとの競争で生産変動が激しく請負会社が派遣した契約社員の職場がすぐに変わっていくという厳しい現実を知ることができました。請負社員はあくまでパートやアルバイトと同じ時給制でとても条件がきついことであるということをあらためて実感しました。

「きつさ」−今回多かった指摘である。否定はしないが、あの種の仕事に限ったことじゃないよ。作業自体は、肉体労働の中ではむしろ楽な方である(もちろん、長期にやっていったらかなり負荷がかかるだろうが)。精神的にきつい仕事は他にもある。だが、あの人たちは違う次元で「きつい」ことは確実である。

T.K.N
Yさんは、完全に自業自得な感じがする。HけさんTさんに関して、期間契約やバイトで本当にやりたい仕事が見つかるとか手に職をつけたいなどを本気で考えていたのなら、それは考えが甘いような気がする。しかし、二人の年齢を考えると、正社員は無理。派遣社員にすがるのは仕方ないのかなと思う。
請負会社について、人を人として扱っていない言動が目立っていた。「一つでも多く玉を売りたい」(?)みたいなことを言っていた。あと、Tさんが辞めると相談に来た時、辞めてもらったら迷惑がかかるとか、訳のわからない説得をしていた。リーダー給とかつければいいのに。

「甘い」、「自業自得」−これも多かった指摘だ。というか昨今、世を賑わせている、非正規の雇用不安をめぐる言説の一方はこれである(=自己責任論)。わからないことはまだまだあるのだが、それでも確実なのは、道義論であれこれいっても仕方ないだろう、ということ(同じ事は企業や国の道義的責任を云々する自己責任論への批判についても同様。このあたりまでは日経新聞の今月6日に載った村上龍氏の意見に賛成)。あくまでも現象それ自体の問題性をどう解決するか。
請負会社の姿勢については、君のいう通り。管理の稚拙さが優秀な人材を逃すという点で経営合理性の観点からまずかった。その意味でも「使い捨て」という発想を捨てないといけない。

銀時
あらためて、フリーターは厳しいと感じた。仕事場があそこまでコロコロ変わるとは思わなかったし、あれは、忍たいとかの話ではないと感じた。また、Tさんは、かなり損をしている。通常の業務の上、納期責任などを任され、時給は変わらない。これは、ひどいと思った。そして、請負は、フリーター1人から1ヶ月36000円(150×8×30)も差し引いていることに驚いた。いろいろ大変な仕事とは思うが、1人当り、36000円は引きすぎではないかと思った。このビデオで思ったことは、知らないことは本当に恐ろしいと思った。また、田中邦衛はふつうの話し方もできるのだなと思った。

最初なんの数字かわからなかったが、しばらく考えてやっとわかった−直用の時と請負の時との時給の差額ね!(目の付け所が細かいな〜)。ビデオの後の補足でも指摘したが、差額はもっと大きいと思う(=メーカーから請負会社に払われる単価はもっと高い)。だから、請負(そして派遣)を使うことは単純な人件費節約じゃない。雇用の調整弁という側面は否定しないが、それ以外の採用その他の管理コストも込みで考えられているのだ。田中邦衛についてはいつも通りの田中邦衛じゃなかったか?−−つか、あのキャスティング、たしかに北海道つながりだ。

匿名
人もモノも大きく変化する製造業の現場において、フリーターや請負会社がどのような状況に置かれているかということを実感しました。また、価格競争が激化している現代において、製造業にとってフリーターは必要不可欠な人材であると思いました。しかし、ビデオの中でもあったように、請負会社に紹介された仕事に就いても、短期間で新しい仕事に移らなければならず、配置転換について過酷さが問題と思いました。

配置転換も多かった指摘の1つ。本人にとって不幸であるし、人材の無駄遣いという点でマクロ経済的にも不幸。ただ、彼らがちゃんとしたキャリア、訓練を受ける枠組みというのは正社員に放り込む以外の方策はなかなかないのだよ。

Yさんは、アパレルで働きたいという事がはっきりしていたならどうして中学を卒業した時点でそういう仕事に就かなかったのかまずそこから間違ってると思います。例えば中卒後すぐに雇ってもらえないなら、専門学校へ行くなり、それができないなら違う職種を探すなりするべきだったと思います。請負会社での仕事も、あの生活とあの給料は酷いと思ったけど、Yさんの自主退職も有り得ないと思いました。親でさえ、まだ21歳の息子に向かって「家に居るとお互いイライラするから」と言っていてびっくりしました。
Tさんは「妥協しない、人生1度きりだから」と言っていたけど人生1度きりがフリーター生活なのは良いの?と思いました。大体その考え方自体が甘いと思います。自分がやりたい事を仕事にしている人なんてそう多くは居ないと思うし、逆に仕事をしてからやりがいを見つけるなり、家族が居るなら先に安定を求めるなりした方が良いのではと思います。でも確かに月の手取りが6万7千じゃ辞めたくなる気持ちも分からんでもないなと思いました。ビデオを見て思ったことは、とにかくならなくて良いならフリーターにはなりたくないということです。

今回のビデオを見るのはあしかけ3年で4回目だが、見る度に新しい視角、感慨が生まれる。今回はYさんのことが以前より気になった。まず、君のような言葉を彼に向けて発したとしてどうなったろう?−そんなこと聞くような人ならあんな状況にはなってなかった、というのはきついだろうか。お母さんも甘いように思う。しかし、当人達もどうしていいかわからない、というのが正直な所だろう。
Tさんについては違った意味で、聞く耳ないだろう。彼は自分なりの目的意識が明確だし、補足でも指摘したが生活態度がちゃんとしてる人ですよ。ただ、一点の問題が…。

匿名
派遣社員と正社員の大きな差はまず【身につくスキル】【求められる将来性】にあるのかなと感じました。実際新卒で採用された新入社員は年間100万以上の研修費用がかかるとされている中、フリーターなどの派遣社員は、むしろコスト削減の為に活用されている存在だと思います。なので求めるスキルや将来性も必要ない。ビデオでもありましたが、《人間ロボット》、その機能性や正確さからみれば、求められるスキルによってはロボット以下かもしれません。
しかし一つ思ったことは、生活費にも満たないと言っていたTさん夫妻は、家計簿の中に携帯電話という項目や、時にたばこを吸っている風景もありました。本当に生活費が足りないのであれば、そういったオプションは削除すべきではないかと疑問に感じました。
以上感想です。

前半の君の意見はかなり私も共感する。処遇の格差以前に、そもそも求められるものが違う、ということをどうするか、と。ただお言葉ですが、正社員だって仕様の水準が違うだけであって、「ロボット」であることは事実です。使えなくなったら、ポイです。
携帯、タバコ…どちらかというと車のウィンドーに飾ってるUFOキャッチャーのぬいぐるみの方が気になったりして。しかし、一言いわせてもらえば家計管理、しかも予算計画からちゃんと立てているご夫婦が日本でどれだけいるだろうか?

九州における沖縄と同じように、北海道の職に就けない20〜30代の人達の、都会への流動の中で、派遣より更に都合よく使い回され、かなり自由な配置転換や解雇には、酷さを感じたが、同時に、これだけ使い勝手の良い労働者が増える中で、正社員の必要とされる量がどんどん減っていくことが、とても不安に思えた。

君の不安は古典的な雇用問題の図式であるし、昨今、世上でよく指摘されることである。だが、私は雇用不安は一時的なものと見ている。少なくとも日本では、中長期的には人手不足の方が問題になることは変わらない。ただ、そうであるとしても、非正規の存在・問題が解消されるわけではないし、独自の取り組みが欠かせないことは否定できない。

大変だなーと思いました。生きていくうえで仕事をしないといけないのに、その量も減ってきて、移動せざるを得ないというのはかわいそうだと思いました。我慢が大事だと思ったけど、今の現状はすごく難しいことだと思います。私はそうならないようにちゃんと就職しようと思いました。そのためにも、日々努力が大切だと改めて気づかされました。

“移動がかわいそう”−ふふふ、正社員の方がこの問題は大きいぞ(単身赴任のお父さん達を見よ)。
“ああならないようにちゃんと就職しよう”−これも、今回多かったなー。ちなみにオレの方はそんなメッセージを発したつもりはないからね。

Tさん、Hさんの存在は国の責任、自分自身の責任両方あると思います。もちろん企業の責任もです。Hさんは愛知県の自動車工場で働くことになったみたいで、派遣切りされているかと思うと何だかかわいそうにも思います。企業は立派な経営理念をかかげているのなら、社員の上から下まで責任をもって保護するべきだと思います。しかし社員もそれにあまえず、仕事をはたしている人だけがその対象となるべきだと思います。

“派遣切り”を解消する方法は二つある。1つは、企業に追加的支出をさせて雇用(使用)を維持させる。もう1つは、そもそも派遣という雇用形態を制度上禁止する。後者への企業の対応は二つ考えられる。1つは、その分の労働需要を直用非正規もしくは正規雇用でまかなう。もう1つは、その分の労働需要を満たさない−つまり、雇用(使用)を削減する。

人と機械を同じように考えているようで、とても複雑な気分になりました。確かに生産競争、価格競争が激化しているのは、グローバル化のもとで歴然とはしているけど、国内の雇用環境をもっと守ってほしいと思いました。ワークシェアリングの考え方なども必要だと思います。

あんまり言う人いないんで言っておくけど、日本でもなんらかのワークシェアは昔からやっているんだけどね。不況期にボーナスが下がるのは、一人当たり人件費単価を引き下げる分、雇用縮小を緩和する、という点で広い意味でのワークシェアといえる。
なお景気対策という点ではワークシェアは強制的にでもやるべき方策である。所得の低い人ほど消費性向が高い(と思う)ので、相対的に高所得者を減らし低所得者を増やすことは消費需要を高め、景気回復を早めることになる−−もっとも、こんな政策打ち出したら、確実にその政党・候補者は票を減らすだろうけど

生産変動、製品の変化の速度に機械が追いつかない、または機械化するよりもフリーターを雇った方がコストが安くすむ現状からフリーターが重宝されているということだったが、給与が安定的でない職場を転々としなければならない等、山積みの問題に恐怖を感じた。また、将来を見据えた時職場をたらい回しされる中では一定の技能も身につかず、働いている間は人生の空白期間になってしまうのではないかと思った。このように離職率が著しく高い職場では人間関係の構築も難しく人間的にも成長が見込めないのではないだろうか。

生産変動への即時的対応というのは、おそらく日本の企業のほとんどを席巻している“JIT(ジャストインタイム)”信仰のなせる技だと思っている。しかし名古屋大学で管理会計を講ずるある高名な准教授の先生の研究によると本家であるトヨタでも実は需要量のコントロールをすることで生産量を安定させようとする面があるそうで。過ぎたるは何とやら。
人間的成長云々について;私その面ではあまり悲観的ではない。むしろあのような仕事から脱落する人こそが心配、というのは補足でも述べた通り。

C.ロナウド
ビデオを見て、日本の黒い部分を見た気がして、すごくヘコみました。今、派遣村など、派遣社員や期間雇用の打ち切りなどが問題になっていますが、正直派遣社員にしかなれない努力しかしなかった本人達が悪いのであって、あんなに訴えていることは図々しいと思っていました。しかし、実際には、フリーターになってしまうとそのループから抜け出すことがあんなにも難しいことを知り、自分は人ごととしか見てなかったんだと気付きました。地元の友達にも何人かフリーターがいるので心配です。また、これから就職したら請負会社に仕事をながすこともあるので、人ごととは思えません。今の日本社会の仕組みだと、これからもフリーターは増えるでしょう。みなが職業能力を高められるような仕事があればこうはならなかったと思います。

「訴え」…あれって大事だと思うぞ。結論がどうであれ自分の言いたいことを主張するという構えはあっていい。変にものわかりが良すぎても、結果としては葛藤を内面化して自分を苦しめることにしかならないことが往々にしてあるから。
「ループ」−問題のかなりの部分を言い表す表現だ。みんな目の前のことを一生懸命やろうとしている、しかしそれだけでは状況が改善しない。ちなみに、私の見たところ、これまで政策、理論においてこの問題の解決を提示したものはないと思う。当事者もそうだが回りの人たち、学者、為政者、官僚、企業…誰もわかってないんだよ。現場で支援をやっている人はそれなりの蓄積があるだろうが。ただ、事実の問題として、「非正規」の境遇から脱却してきた人たちもいる。そこらの事例から学ぶことから始めるしかないと思う。

初めて「請負会社」という存在を知った。製造現場で短期間のアルバイトが雇われているのは知っていたが、映像で見てショックを受けた。一日何時間も、毎日毎日単純作業をくりかえすと考えただけでゾッとした。
人は生きていく上で働かなければならないが、学歴や年齢で、仕事を選択できないことはつらいことだと思った。Tさんは、「本当にやりたい仕事」が見つかるまでフリーターでいると言っていたが、高校を卒業して25才までの7年?の間に見つかってないのに今でも割り切れずにいるのが理解できなかった。
請負会社での作業は、変わることも多く、技術が身につくこともない。企業は利益を最優先するので、低賃金で雇えるフリーターを使い続けるのをやめないだろう。政府は規制をするなどしていかないと、このままフリーターは増え続け、何の中身のない国になりそうだと思った。

“単純作業にゾッとした”−この感慨は面白かった。だって、仕事というのはそもそも“ゾッとする”ものだよ。だから我慢しろ、というのではなく、少なくとも私の若かった頃に比べたら仕事というもの自体へのイメージがよくなったのかな、と思った。
“非正規の規制強化”か、企業の答えはいつも同じ−“うるさいこというなら中国に行くぞ”、と。私、そこらは売り言葉に買い言葉だと思ってる。しょせんは交渉事なんだから、言葉を額面通りに受け止める必要はない。ただ、そうであったとしても私は法律改正という意味での「規制強化」にはあまり賛成しない。だって違法行為が横行している世界で法律の条文だけ変えたって意味がない。学者、官僚、政治家はそれで“成果”を誇ればいいだろうけど当事者にとってはどうなのか。

有名企業に請負会社の一員として所属していても内容は様々に変わるし、賃金は時間で決まっているし、不安定な職場だと思いました。工場での生産ラインは(この場合ケータイでしたが)普段のケータイの部品について何も考えたことはなかったのですが、「消費者の満足のためにメーカーが改良する」という言葉の意味に、ビデオで見たようなフリーターや請負会社がふりまわされているように感じました。本当に心から仕事をして充実するという状況に工場を点々と変わる人が思うのかが知りたいです。

その「消費者の満足」の追求の結果が日本でしか売れない価格の高い商品だらけになり、世界レベルの競争から置き去りにされる「ガラパゴス化」だったわけですねわかります(ゾウガメとかイグアナとかに失礼な表現かもしれんが)。「心から仕事をして充実」−個人レベルでそれを追求する人がいるのは勝手だけど求める気にはなれない。1つ言えることは、この問題意識については正社員仕事だって同じ側面はあるよ。

まず、このビデオを見て思ったのはこういう仕事には就きたくないということです。Hさんぐらいの年齢になったときに同じ立場にならないように就活をがんばっていきたいと思った。あと、製造業に関しての派遣は減らしていく政策にしてほしいと思います。

  ,j;;;;;j,. ---一、 `  ―--‐、_ l;;;;;;  
 {;;;;;;ゝ T辷iフ i    f'辷jァ  !i;;;;;   
  ヾ;;;ハ    ノ       .::!lリ;;r゙   フリーターにならないようにちゃんと就活しよう・・・   
   `Z;i   〈.,_..,.      ノ;;;;;;;;>    
   ,;ぇハ、 、_,.ー-、_',.    ,f゙: Y;;f     そんなふうに考えていた時期が  
   〜''戈ヽ   `二´    r'´:::. `!     俺にもありました


P.N.
タバコを吸う姿が印象的だった。
仕事もお金もないけれど、タバコを吸う。
人に説教されているときも、タバコを吸う。
ストレスがたまるのは分かるけれど、タバコ代は節約した方がいいと思った。
近頃、派遣切りがさわがれているけれど、何故、定職に就かないのか、何故、これまで貯金してこなかったのか不思議だった。彼らにも多少の落ち度はあるだろうが、少なからず企業と労働者の間でのギャップが悪循環となって影響しているのだろうな、と思った。個人的に求職がなければ職を作ればいいと思う。

タバコ−これも今回多かった論点だwww
アメリカなんかだと、ワープア層に対して“貧乏なくせにケーブルテレビを契約して贅沢だ”という道徳的指弾があるそうだ(デイヴィッド・K・シプラー『ワーキング・プア』)。洋の東西を問わないようで。そのことも含めて“個人の人格を陶冶して経済的苦境から脱する”というアプローチは昔から伝統的にある。昔、“麦と貧乏人”発言が政治的問題になってからはあまり聞かれなくなったようだが。間違ってない部分もある。だが、それ言ってどうすんの?という気がするんですよ。

匿名
現状なのだろうけど、見ていてとてもつらく感じました。人材ということばは、聞こえがいいときもあるけど、人を人として扱っていない会社もあるのだと、初めて実感せざるをえなかったです。個人の努力不足なのか、雇用形態を利用する企業なのか、そのような状況を容認する国なのか、どこが悪いのかはわからないけど、個人が自立して、将来に希望がもてるような社会になってほしいと思います。

「人を人として扱っていない」−あのビデオの事例だけじゃないよ。これだけはガチ。

北京ドッグ
日本は今、フリーターや派遣で成り立っているということはよく分かっていましたが、まさかこんなに現状がひどいものであるとは思っていませんでした。これから先も非正規雇用の問題は深刻になっていくと思うので、もう少し法律や制度を変えてもいいのではないかと思います。

ひどい、の、かな?劣等比較をしても仕方ないのだけど、あの3人(と同僚の若者たち)は自分の意思であそこに行ったんだよ。わざわざ北海道から遠い関東まで。その事実はまず目を背けられない。

息臭馨
社会の厳しさをしりました。就活ガンバルぞ(ハート)

感想の内容よりも、このぺンネームを使いたかった感が伝わってくる。

匿名
フリーターは都合のいいように扱われている。しかし、契約上それを承知してやっているのだから、しかたがないと思うし当然のことだと考える。企業側も生き残るための手段の1つとしてフリーターとして雇っている。

“生き残り”かあ…言葉・表現がエスカレートしてインフレ化を起こす一方で当事者に過剰な精神的プレッシャーを与えてしまう問題が昔指摘されてね(野田正彰『生きがいシェアリング』)。その傾向は悪化しているような気がする。

フリーターの人達は大変だなぁと思った。安い給料で毎日同じような機械作業をさせられ、まるでどれいみたいだった。たしかに、楽しくない仕事だとは思うがもうちょっと続ければいいのにと感じた。

このコメントは世の中舐めた感があるのだが、このくらいの突き放し方があってもいいのかな、とも思ったりする。

やっほ
最初、日本に来て「バイトだけでも生活ができる」ということを聞いた時は非常にびっくりしました。韓国ではバイトで生活ができるということはありえないからです。韓国では時給も安いしバイトをさがす時も労働者の立場より、雇う側の立場がもっと優先するのでなかなかバイト先がさがしにくいです。これに比べると日本はバイトや仕事をする環境がよく揃えていると思いました。韓国では一応バイトをするとほとんどが一日8時間くらい働くので大学生は学校を通いながらバイトができないからです。だから週末だけしたり夏休みや冬休みにします。日本は学校通いながらも十分バイトができるしあるていどのお金もかせげることができます。日本で生活したら「フリーター」ということがなぜ生まれたのかが分かるようになりました。始めはこれっほんとうにいいなと思いましたが今はちょっと違います。フリーターが

この授業履修している韓国人は一人だから匿名の意味がなくなってるwww 本学に留学して1年近くなるから日本語もかなり上達しているようで、試験答案は心おきなく厳しく採点できそうだ。
“バイトで生活”の意味が微妙に違うような気がしないでもないが、ま、君がいわんとしている面も事実としてあるみたいだ。裏返せば、パートや学生バイトを使うために、日本企業は労働時間、シフト制における一定程度の妥協をしている。労働時間管理上、パートとバイトは柔軟どころか逆に「硬直的」な労働者だという話を前回しましたな。このことは、以前、企業にヒアリングに言った時も聞かされた。私は企業サイドはこの手のこと(非正規雇用活用のしかるべき理由)をもっと主張していいんじゃないかと思うのだが。

tombo(トンボ)
・フリーターになりたくないと強く感じた。
・働いている人自身はストレスもたまってやめたくなると思うが、正社員であってもストレスはたまると思う。もう少し根気強く頑張らなければいけないと思う。
・家族を支えたり、年齢がある程度いっている人は本当に大変そうなので、自分はそうならないよう、“正社員”として働けるよう努力したい。

ある種の正社員の方がストレスたまっていると思う。収入が高いということはそれ相応の貢献を企業にしないといけないわけで。
「家族を支えたり」ねえ、Tさん夫妻みたいなのはちょっと違うようだ。一方的な依存ではなく、お互いが支え合っている感じがあって(多少、古くさい亭主関白っぽさはあったが)。“一人口は食えぬが二人口は食える”的なイメージ。フリーターでも二人で稼げばなんとかなるみたいな。だから、私みたいに独身者が増えることこそ貧困問題がより深刻化するという点で問題のようだ。

しんご
やっと仕事に慣れてきた時にまた別の工場に移動して違った仕事をしないといけないのは大変だと思いました。今日のビデオを見て、フリーターにならないためにもしっかり就職活動をやっていきたいと思いました。


            / ̄ ̄\
          /   _ノ  \
          |    ( ●)(●)
          |     (__人__)
             |     ` ⌒´ノ   志望動機を言ってください
              |         }
              ヽ        }
            ヽ、.,__ __ノ
   _, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、
  /;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_
 丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::\::::::::::\.||||i|::::ヽ::::::|:::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::\:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::\:::::゙、|||:::/::::::::::|:::

       ____
    /      \
   /  ─    ─\
 /    ,(●) (●)、\   
 |       (__人__)    |   
フリーターになりたくないからです
 \     ` ⌒´   /      
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.
:   |  '; \_____ ノ.| ヽ i
    |  \/゙(__)\,|  i |
    >   ヽ. ハ  |   ||

茶花
これから説明会や面接、内定をもらえるように頑張っていこうと思っているなかで、やはりふと内定がもらえなかったら…と考えることがあります。そうなるとビデオのようにフリーターとして仕事を転々とし、メーカーの都合に応じて、移動であったり解雇であったり、安定した収入がえられない状況になると考えるととても不安になりました。
メーカーからすれば、フリーターというのは人件費が安ければ、ちょっともめたりしてもすぐ辞めてもらえばいいので、ある意味いい人材かもしれないけれど、フリーターの人からすれば、自分らしさというものさえもおさえて、ただ長期働けるようにいわれるがまま働かなければならないのはつらいものがあるなと思いました。人事ではない話だと思うし、これから就活を行うなかで全力で頑張らないと今の不景気にも勝てないなと思いました。

「不安」というのおそらく今の君たちがフリーターの人たちと共有できる数少ない感情の1つのような気がする。しかし採用内定が出た瞬間にこういったことはみんな忘れてしまうようだ。君が正社員になって非正規の人たちと向き合う時にはこの感情を思い出してほしい。

匿名希望
このビデオをみて、すごく暗い気分になった。ビデオで取りあげられていたYさんはちょうど自分と同じ年齢だが、せっかく働きに出たのに、5日でクビになっている点などをみて、考えが甘いと思った。
Tさんは、過去の経験があって現場リーダーに任命されて、通常の仕事に+αで仕事をこなさなければならないのに時給が他の人と同じで、自分が同じ立場になっても本当に納得できないと思った。請負会社を辞めてメーカー直用のアルバイトに移ったのは賢明な選択だと思った。

Yさんについて、“即刻クビ”という経営者、管理者は少なくないと思う(正直、オレだったら叩き出す)。だがあの請負会社は彼が立ち直るよう説得したし別の職場も提供しようとした(結局辞めたのは彼自身の選択による)。法令遵守上必要な手続きだったとはいえ、辛抱強いと思う。裏返して言うとあの会社のような使用者があったからYさんは救われていた面がある。不当に低い処遇を肯定するつもりはないが、条件の悪い仕事だって間口を広げることで雇用に貢献している面は無視できないと思う(この一点だけは経済自由化論者の主張の方が批判的論者よりも正しいと思う)。
Tさんについては、たしかに君の言う通り、という面がある。昨年までは私もそんな感じで講じてきた。だが今年は少し考えが変わった。あれはあれでありじゃないかな、と。少なくとも彼の経験・スキルを“評価”する企業があったのは確かなのだから。

kamekame
フリーターの人は、教育が行き届いていない人が多く非常識で、今回のテレビでもモノを人に投げつけて解雇されている。そして、フリーターの多くは妥協したくない、本当にやりたい仕事を見つけるまで、フリーターでいるなどと、高望みばかりしている。立派なことを言っているのだが、何か努力してやりたい仕事を見つける気はない。次の仕事をどうするかも考えずに、すぐに辞め計画性がない。中には、どんな仕事でもするというフリーターもいるが、そういう人も何でもすると言っても努力をする気はない。確かに、フリーターの現状が厳しいのは、良く分かるが、全てが社会の責任だと押しつけても何も解決しないので、フリーター本人が考えを改める必要があると思う。

 ,j;;;;;j,.---一、 `  ―--‐、_ l;;;;;;  
 {;;;;;;ゝ T辷iフ i    f'辷jァ  !i;;;;;   
  ヾ;;;ハ    ノ       .::!lリ;;r゙   自分はフリーターとは違う・・・   
   `Z;i   〈.,_..,.      ノ;;;;;;;;>    
   ,;ぇハ、 、_,.ー-、_',.    ,f゙: Y;;f     そんなふうに考えていた時期が  
   〜''戈ヽ   `二´    r'´:::. `!     俺にもありました


フリーターになりたくてなった人、ならざるを得なかった人等いろいろな理由で製造工場に派遣されている人が出てきたが、請負会社の「必要なときに必要な人材を」というフレーズから、やはり派遣労働者は生活に対して何も保障がないのだということを再確認できた。2005年時点では派遣労働者の需要が高く、Hさんのように年齢的なハンディがなければ忍耐強さと体力で乗り切れたかもしれないが、派遣切りがあたりまえになっている今では、このVTRに出てきた人たちはどうしているのだろうか、と思う。

そう、あの番組のメッセージは雇用格差、賃金・条件の低さだった。今は雇用そのものがなくなろうとしている。未だに“非正規雇用は雇用保障がないからけしからん”とか制度論をあれこれ言っている論者はピントがまったくずれている。仕事がなければ雇用は維持できない、というのが実際の所なのに(前掲、村上)。その点、“バラマキしまっせ!”とぶちあげた某超大国新大統領は立派だと思う。しょうがねえじゃん。他にやることないし。

請負会社の年間売上は1,000億円にもなるということだったが、請負会社の下で働く期間契約社員の人達は時給800円で仕事をしているという現実がとてもむなしく思えた。毎日同じ仕事ばかりをするのかと思えば急な配置転換で新しい仕事を覚えなければならず、慣れた頃にはまた配置転換と、メーカーの生産変動で自分達(期間契約社員)がふりまわされることになり、それでも働かなければ給料はそれ相応しかもらえない。この様な環境で仕事をしていれば、我慢や忍耐という言葉ではどうにもならないような状況になり、結局はやめてしまうこともわかるような気がした。しかし、Yさんはいくらなんでも甘えすぎだと思う。

たしかにYさんの姿勢に問題があったことは事実である。だが彼がかかえていた問題も他の人たちがかかえていた問題も本質的には共通していたのではないか−“こんな仕事を続けていてどうなるの?”と。あの番組制作スタッフがどれだけ意識していたのか知らないが、あとの二人も結局辞めちゃったわけだしね。

2005年のVTRなので、今とは少し状況が違うと思った。主に3人の派遣社員が出てきて、皆それぞれの理由でやめていたけど、今だったらそう簡単にやめなかったと思う。要は派遣社員の責任感というものが、欠けている。仕事の内容や時給うんぬんより、まずはフリーターとしての覚悟をきめるべきじゃないのか。請負会社として面子があるし、誰でもできる仕事であっても、その適性を見極められたらいいと思った。

一般論としては君の言う通りだろうけど。彼らの行動もわからないでもない。決断というのは往々にして、損得計算とかから外れた所で下される面があるから。プラスになったTさんは別としても、HさんにしてもYさんにしても、後悔はしていないと思う。決断の結果の得失をどう評価するかは別にしてね。

けしごむ
就職活動中の私ですが、時々社員でなくてもフリーターで好きなことをやれれば別にいいかなぁと思うこともあります。しかし、このビデオを見て、フリーターには絶対なりたくないと感じました。どんなに経験があって、リーダーをまかされたとしても時給は他の人と同じ、時給以上の責任感があるというのは現在私がしているアルバイトの中でも割に合わないと感じる経験がありました。ビデオの中で、フリーターの友人が話していたこともふまえて感じたことは、フリーター、アルバイトは良い様に“使われ”て安定性もなく終わるものだということです。労働者としてみなされていない、機械のようなあつかいに感じました。ただ、細かい半導体の作業(同じことのくり返し)を社員がするといっても変な話になるなあと思った。

一番最後の、雇用形態と求められることのマッチング、という考え方は実務的に健全だと思うよ(これがわからないで格差是正と曰う論者は○♯`@*◇_?℃だと思う)。ただねえ、“割に合わない”というのはちゃんとこなせば、あんまり言いたくないけど“成長”とかにつながることでもある。問題はそれが評価されるかどうかが確実ではない、ということ。


請負会社というものがあるのを初めて知った。派遣社員よりも扱いやすいというのを見てこんな労働環境でもがんばる人は偉いと思った。Yさんはどうして裸で出てきたのかすごく気になった。そういうナルシストみたいなところが仕事を長続きさせられない理由だと思う。当時21才ということで、今ごろ家でこのビデオを見て死にたい気持ちだと思う。
Hさんは気が弱そうだと思った。工場をやめた理由がはっきりしないけどどうせなら最後までやりぬくことが大切だと思った。
Tさんは「本当にやりたい仕事」が何かあるのかわかりませんが所帯をもつべきではない。奥さんもよく結婚したと思った。やっぱり共働きなのでがんばってほしい。
あとHさんは35才で最後の仕事と言われて愛知県の自動車工場に行ったけど、今ごろこの不況で大変な目にあっているんじゃないかと思って心配になった。
3人とも給料が少ないと思うならまずタバコをやめたらいいのにと思いました。

Yさんの裸…暑かっただけじゃない?問題は裸だったことじゃなくて裸で玄関に現れたこと。
Tさん夫妻…私が言っても説得力ナッシングだが、どこか足りない所があるからこそ所帯を持った方がいいんじゃない?お互いが助け合うというか。相手に完璧を求めすぎたら続きにくそう。
Hさん…補足でも言ったが、“愛知県の自動車工場での部品点数300の組立作業”といったら世界で一番きつい仕事だぞ。あの電子部品工場ですら持たなかった人はまず無理だと思う。もっと条件の低い日雇い派遣の世界に入っていったか、もしくは地元でなんかやっているかだろう。
男に何か出費をやめさせるいい方法はだね−既婚者の場合、小遣いをしめあげること。
これ豆知識な。

正月太り。。。2kg
商売というものを考えつく人はスゴイ!派遣法を回避し請負という形での人材あっせんですか。。。。
フリーターが新たな需要になるとは嫌フリーターは雇用形態上とても経営者にとっては都合のよい労力なのであるが。
35歳が上限という事は、ジャストフリーター世代を搾取しているわけであり、一番仕事での技術能力を習得すべき年齢に単純作業に従事するならば将来的に職がなくなるわけで、所得20万に充たない世帯が預金もなく老後へ送り出されると社会福祉制度の破綻。どうする日本?貧富の二極化が目まぐるしく顕在化してきた。

まじめな話、2,3日で増えた体重というのは水分とか便とかそんなものだよ。え?まだ落ちない?じゃ、太ったんだwww
フリーターであることの当人以外にとっての問題:納税額が少ない、非加入ゆえの社会保険制度の財政運営上のマイナス、結婚・出産が困難になり次世代が再生産されないため将来的な労働力・納税者を失うことになる、本人に対する社会福祉支出…。

日本に多くのフリーターがいることは知っていました。フリータの人たちに仕事を与える請負会社があることは、知りませんでした。VTRに出てきたYさんが最初、請負会社に仕事を求めに行ったとき、会社の人は明らかに年上なのに言葉遣いや態度が悪くて私だったらこんな人のために仕事を探してあげたくないと思いました。自分が悪くて注意されただけでせっかくもらった仕事をやめるなんて請負会社の人にも工場の人にも失礼だと思いました。仕事をしていれば自分が悪くなくても嫌なことがあっても我慢しなければいけないことはたくさんあると思います。

   _,,....,,_  _人人人人人人人人人人人人人人人_  
-''":::::::::::::`''>   ゆっくりしていってね!!!   <  
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄  
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ     __   _____   ______  
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__    ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、  
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   'r ´          ヽ、ン、  
::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 ,'==─-      -─==', i  
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |  
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||  
`!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ   !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i |  
,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'    L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|  
 (  ,ハ    ヽ _ン   人!      | ||ヽ、       ,イ| ||イ| /  
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ    レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
      
        請負             派遣

匿名
たくさんのフリーターが請負会社を頼っているんだと思った。工場で働いているフリーターは、ずっと同じ作業ばかりだし、生産変動などで、今まで働いていた所から違う所に移動するのはあたりまえの生活。ここで働いている人々は、モノのような扱いをされているように思えた。メーカーなどは、請負会社を利用して半導体などの製造はフリーターに頼っていれば、コスト削減にもなりよいだろう。しかし、そこで働いている人の現実の厳しさを知った。

同じ作業、急な配置転換…それだったら正社員の労働者だってそうだよ。違いは何かというと正社員だったら配置転換はなんらかのスキル向上に資する(はずである)のに対して、非正社員はそうではないということか。しかし正社員の場合でも労働者のためではなくあくまでも会社の儲けのためである。そう、非正社員活用の利用の目的がコスト削減だったら、正社員を使うことの目的だって広い意味でのコスト削減である=高い処遇に見合った貢献を求められる(はずである)。


匿名
請負会社の存在は知っていたが、そこで働くフリーターの人たちの状況がこんなに厳しいものだとは知らなかった。しかし、その請負会社に仕事を求めるフリーターの数がとても多いことにもおどろいた。仕事が厳しいと分かっていながらも、そこで働くしか選択肢がないフリーターの現状、そして、携帯電話などの開発が進むにつれての機能化の限界を見て、これから先の日本の雇用がとても不安になった。自分の将来をますます不安になった。

とりあえず君たちはあの世界とは違う所にいる(でないと、なんのために都合400万近い学費を払ってもらったのか)。だが、それはあくまでも大学卒業→即就職という標準的なキャリアを歩いている限りにおいてである。そこから外れて戻れないと、時間が経てば経つほど…。

請負の人々の実態を知ることができた。世の中には派遣や請負になる人たちの方が正社員になる努力もスキルを身に付ける努力もしないのだから悪いという人がいる。しかし、一方で、非正規のフリーターをいいように使うメーカーの需要がある。正規か非正規かという雇用の形態を根本から見直す必要があるのではないかと思った。

「正規/非正規」、「正社員/非正社員」といった用語が一人歩きをしている言論状況からどうにかしないといけないのだが、それはさておくとして。良好な雇用というのはそれだけ採用基準が厳しくなる。もし非正規を認めない、採用は正規だけ、ということになったら雇用の間口はかなり厳しくなるだろうね。今よりは正規採用の基準は緩くなるかもしれないが、非正規採用よりは厳しくなるだろう。すると、あの番組に出てきたYさん、Tさん(夫妻)、Hさんのような人たちはどうなるのだろう?

匿名
このビデオを見て、第一に、率直な感想として派遣労働者の過酷さに驚きました。メーカーの指示に従うしかない工場に工場の指示し従うしかない請負会社、生産変動の激しい移り変わりに合わせ、何回も工場を移る、派遣労働者達は仕事に対しての愛着もやりがいも見いだせないはずです。現在「派遣ぎり」などで騒がれていますが、不景気でメーカーが生産を減らすのは当然のことだし、私はフリーターにきちんと説明できない請負会社と、正社員になろうとしないフリーターにも責任はあると思います。

生産管理の世界は専門外なんであれこれ言う自信はないのだが。よく言えば柔軟、さっさと言えば場当たり的な労働力の使い方はメーカーの生産計画をはじめとした業務体制に問題があることを意味してないかと思うのよ。また、あのように素直に動く労働力があるから、問題が潜在化してしまい解決が遠のくというのか。あんまりトヨタ万歳というつもりはないのだが、JITの1つのポイントとしてはバッファーをなくすことで生産ラインにおける何らかの問題を浮かび上がらせて解消しようというものがあるはずだ。どうもつまみ食いになってないだろうか。

とにかく今出てきた人はあますぎる。本当に覚悟を決めればチャンスは自ずとついてくる。今の経済、環境は関係ない。平木先生は精神論は嫌いだそうだが、今の日本は人がいたから。人を作ってるのは精神、どんな仕事だろうがどんな条件だろうがやるやつはやる。

まったく精神論を否定したつもりはないよ。正確には、“精神論だけ、が嫌い”という所かな。コンセプトと方法論・技術論を伴う精神論であるなら大歓迎です。

見ていて辛かった。自分はあのようになりたくないので、就活をがんばって行きたい企業へ行けるようにしようと思った。一見フリーターはかわいそうに見えるが、本当に本人たちが努力しているのかがわからなかった。好きでなっているわけではないと思うが。なりたくないのならならないように努力した方がいいんじゃないかなと思った。仕事を5日で辞めて家でゲームをやってる時点で、Yさんの人生は終わっていると思った。派遣社員の働く姿を見て、奴隷のようにしか見えなかった。

努力が必要だということはYさんだって否定しないと思うよ。問題はどうやったら努力が引き出せるか?方向性がないと出てこないのだな(運動量は戦術がないと出てこない@博多の森)。それは精神論の問題ではないと思う。ま、とりあえずは普通に仕事を探す、日雇いでもいいから。それと夜学とかでいいから高校に入り直すべき。彼の場合とくにかく社会に接しないとダメだから。

匿名
特殊な資格や技能、職歴などを持たない人々が低賃金、悪循環の中での辛い労働をさせられるという見ていて非常に危機感を感じる内容であった。自分は現在3年生で就職活動中であるが、将来万が一職を失った場合でも新たな職に就けるよう資格取得やコネ作りに尽力していきたいと思う。ビデオを見ていて中で出てきた人々はどれも正直自業自得な面があるようにも思われた。自身の将来設計を常日頃からしっかりと意識していくことは大切であるということもこのビデオは教えてくれた。

私も10年以上も教師やっていると、いろんな卒業生を送ってる。だいたい問題なく人生を送ってるんだろうけど中にはミソが付いちゃったのもいる。それが一概に当人の努力不足であるとか自業自得だとかいえなかったりする(中にはいる)。確実に言えることは、運が悪かったことだけ。ただそこで人生終わるならある意味で楽。だがそうはいかない。歯を食いしばって生きていくしかない

想像していたより、派遣社員は大変だった。毎日変わらない仕事をしたり、慣れたかと思ったら、別の作業に移ったり本当に厳しいものでだった。一番きつそうなのは、Hさんだと思う。35才で年齢制限にかかり、できる仕事も限られていた。Yさんは、仕事ぎらいという感じがした。お金をもらってるのだから、きついことがあっても我慢することも必要だと思う。派遣の仕事をといっても、簡単で楽な仕事ではないし、会社の決定で仕事がなくなってしまうし、新たな仕事があっても慣れるまでには、ストレスがたまったりと厳しすぎる環境だと感じた。

いつの頃からだろう、“正社員は仕事が面白くて給料が高くて雇用が守られていておいしい”というイメージが蔓延してきたのは。経済自由化論者にはこの手のイメージをばらまく人が少なくないが(竹○▼蔵氏とか*代Д宏氏とか)、それだけではないように思う。上でも触れたが、少なくとも私が現役の大学生だった頃はもう少しシビアな見方が強かったしそれなりの覚悟を持って職業生活に入っていったように思う(バブルの頃はちとおかしかったが)。非正規はきついだろうけど正規は正規で違ったきつさがある、ハイ。

みかん
本当にやりたい仕事を見つける為にバイトを転々としていると言っていたが、バイトをしている限り、やりたい仕事なんてそうそう見つからないな…と思った。なぜなら、やはり責任も重く、やりがいのある仕事は正社員がやっていると思うからだ。
フリーターは大変な時に雇われ、業績が悪くなったら切る“使い捨て”みたいな感じでしか、企業はみていないんだなと感じた。もう一度、雇用制度を見直す時代が来ているのではないかと考えた。そうしないと日本は定職に就けない人で溢れるようになると思う。

もしTさんが職業選択という次元で“やりたい仕事”を求めているのなら、君のコメントの前段をぶつけたらぐうの音が出ない。論理的にそうなる。
“雇用制度見直し”−なぜかリベラルな人たちも、経済自由化論者(℃中平£氏とか八♯尚◆氏とか)も意見が一致するようだw ちなみに格差是正ということならば、正規社員の処遇を非正規労働者のレベルに落とすだけのことだと言った人がいた。私も賛成。正規/非正規の諸形態は法が決めたことではない。企業が自分たちの判断で決めたことである。なんか理由があるはずである。まだ汲みつくされていないと思う。

匿名
若い人はまだ先があるし、気乗りしなければ辞めることもできるが、35才ともなると契約社員になれるかどうかという問題もあり、なおかつ技能の習得、体力面でついていくのがどれほど困難かがよくわかった。工場は単純産業ばかりで飽きやすいイメージだったが、こんなにもひんぱんに仕事内容が変わったら、飽きるどころか逃げ出したくなる。契約時に給料の目安を表示されても、生産変動などいつ何が起こるか分からないため、あまり信用できないと思った。

君の見たポイントは正しいと思う。仕事の中身はやってみないとわからない部分がある−労働契約の基本です。もちろん、あからさまな違反は正されるべきだが、本来的に事前に確定しにくい面があるのだ。その割り切りは労働生活に入っていく時にもつべき構えの1つだと思う。世界でもっともぬるいと陰口叩かれる私らの仕事ですらそうである。

匿名
日本のモノづくりの現場の厳しさを実感すると共にフリーターの厳しさも分かりました。仕事を選ぶと言ってられるのは35歳までと分かり、YさんやTさんにイライラしてしまいました。Yさんは安易に仕事をやめてしまっているし、Tさんは奥さんがいるのに、やりたい仕事が見つかるまでフリーターをやるなんて甘すぎると思います。この二人が将来Hさんと同じ状況になって同じ事が言えるとは思えません。しかし、ずっと続けられたとしても、正社員になる保障もないのは辛いし、やる気がなくなってしまう気持ちは分かるような気がします。本人だけでなく家族の辛い表情も印象的でした。また驚いたことは、請負はあんなに簡単に配置転換があることでした。法律の改善があってもいいと思いました。

自己責任の有無の議論に乗る気はないのだが、仮にその枠組みを前提とした場合、一番気の毒なのはHさんであることは論をまたない。彼はあの年になるまでまじめに実家の運送業に従事してきた。実家の運送業が立ち行かなくなった理由は彼(とお父さんとお母さん)の怠慢だと決めつけることは出来ない。市場環境の変化(競争激化)である。さすがに彼らに「予測できなかったのか?」とはいえない(少なくとも少子化時代の大学教員に言われたくはない)。こんなことはよくあることである。今メシが食えていることは運がいいからだ、というくらいの了見があった方がよい。口が裂けても“自分の努力”を誇ってはいけない。
配転という使い勝手の良さ込みで請負単価が設定されているだろう。だから配転がない条件ということなら単価も下がるし労働者に払われる時給も下がる、そんだけの事だと思う。

匿名
今まで雇用形態について正社員以外はあまり差がないと思っていましたが、アルバイト、契約社員、派遣社員の雇用待遇の差を改めて感じました。また、製造業のメーカーの日々の変化に驚かされました。売上の落ち込みから生産量が変化し、それに伴い配置転換が行われ、そのようなモノの変化と共に人もめまぐるしく動き、フリーターの人々の辛さも感じました。

まあ、たしかに、君には関係ないことだけどね。

来年は年女!
激しい価格競争から人材コストを切りつめざるを得ないのは仕方ない事だとは思う。だが、その分の大きなしわ寄せがフリーターにのしかかるという仕組み(?)そのままではいけない。“フリーター”の本当の中身を知って、それでも自分はフリーターという生き方を選ぶぞ!という人は少ないのではないか?フリーターは好きな時に好きなだけ働き、責任は軽いという利点(?)もあるが、その代償である不安定というものはおおきすぎる。

“フリーターは自由でいい”というイメージについてはバブルの頃から根強いものがあるな。けどね、フリーターって結構忙しいって知っていた?仕事探しって時間がかかるのよ(ポリー・トインビー『ハードワーク』)。仕事が短期である分仕事探しの手間・時間は増えてしまう(派遣は、求人・求職両者にとって採用活動の時間・手間を節約するメリットがあることはもっと言われてしかるべきである)。だから芸能人とかスポーツ選手とかでそっちだけで食べられない人でバイトやっている人いるけど、時間的にはかなり綱渡りだろうと想像する。時間がきついとフリーター専業になりやすいしそうすると目標が無くなって…というループがあるのかもしれない。

今回のビデオを見て、現在の日本の雇用情勢は極めて厳しいと改めて感じた。企業側としては正社員に比べ、賃金が安く使い勝手の良い契約社員など非正規雇用社員は人件費のコスト削減につながる。それは良いかもしれないが、雇われる側としては、次から次へと作業が変わっていき、それでは手に職がつくわけでもなく、今のビデオの工場だけを見ると、常に単純作業で、働きがいがなく感じた。フリーターになったのには人それぞれの理由があるのだが、Tさんのような自分のしたい仕事が見つかる

時間が足りなかったようだ、ごめんなさい。
Tさんについては補足でもいったようにあの3人の中では一番心配ない人なのだ。生活の土台がしっかりしている、という点で。それと、たしかに具体的な現業のスキルは身についていない。だがね、あまり使いたくない言葉だが、ヒューマンスキル、調整力…言い替えるとマネジメント能力−これだけはフリーター生活の中でついた。ある程度年齢のいった正社員を評価する上で重要なのは現業ではなくこの手のスキルだという実務家もいる(きたみりゅうじ『SEの不思議な生態』)。これもあまり使いたくない言葉だが−“なにごとも勉強”。

まず、第一に思ったことは今、自分がこうして大学に行き、就職(内定)も決まり、おこづかい稼ぎでアルバイトをしているという状況がとても幸せなことだったんだと改めて感じた。誰にでもできそうな単純作業を何時間も続けて残業も望む時にはできず、1ヶ月に何度も配置換えを受け、全て自分の希望通りにいかず、メーカーが下した判断で動き続けることしかできない契約社員がとても哀れでならなかった…。
Yさんのように、まだ若いからかあまり仕事に重点をおいておらず、ちょっとしたことですぐやめてしまう人、Hさんのように35才にしてフリーターでとても焦りを感じ、身を粉にして働くが、これでいいのか…とやはり不安を感じている人、Tさんのように妻を養わなければならないという責任がある人…本当に色んな状況下にある、色んな思いをかかえる人たちが働いていることを知りました。


      | Hit!!
      |
      |
   ぱくっ|
     /V\
    /◎;;;,;,,,,ヽそんなエサで
 _ ム::::(,,゚Д゚)::| 俺様が釣られると思ってんのか!!
ヽツ.(ノ:::::::::.:::::.:..|)
  ヾソ:::::::::::::::::.:ノ
   ` ー U'"U'



戻る