11月29日

二○加
社会は実力主義やとよくいわれますが、学歴社会は未だ消えずなのでしょうか?昇進にまったく影響しないのですか?

大川興行の前総裁は、学生時代、“これからは個性の時代だ”というフレーズを聞いて、リクルートスーツのライバル達に目もくれずに学ランで企業訪問を繰り返したらしい。なお、競争において学歴は枠の問題になるのだと思う。


確かダイエーの子会社かなんかが人事考課をする際に、上司、同僚、部下の評価をもとに行うということだったのですが、部下に正当な評価ができるのですか?単なる人気投票になりませんか?

私も、今日は、部下の評価を過小にみるような説明をしたな。ただ、やりたければやれば、とも思う。で、組織は、部下からの評価を相対化できるよう、他の評価も入れるのだから、そこらはバランスをとろうとしているのでは。


ポン太
ある営業をやっていた知人から聞いた話だが、昔、仕事で閉店後の某銀行へ営業に行ったら、ノルマを達成できなかったと思える行員が、「わたしはノルマを達成できませんでした」と書いたプラカードを首から下げていたらしい……あぁ…。

“会社は厳しい所なんだ”といわれたら何も反論ができない、という見本のような話。私は、無知な人間なので、バブル期に流行った“貸し出し競争”とか、今でもボーナスシーズンにやっている親類縁者友人から10円預金をかき集める“預金獲得競争”の意義がよくわかりません。


ドージャー
評価主体のところであった優秀な売り子の例を聞いて、いわゆるキャリアの人にとって現場で過ごす時間は長い研修のいっかんでしかないのかと思ったはんめん、会社組織の育成の面では意味があったのだと思うとふくざつでした。たたきあげの人の良さは管理職としてはどうなのでしょうか。

日本は諸外国に比べたら、たたきあげ(的な要素)を評価する世界ではないだろうか。私はそれがいいのかどうかわからん。ただ多くの企業は正しいと思っているようです。このあたり、今回は尻切れトンボになったので次回はもう一度ふれますよ。


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