10月4日


就職にはどの職につくにしても、パソコンや英語の技能や知力が必要なのですか?

すべて、絶対、必ず、ということは現実的にはないだろう。質問、疑問の設定の仕方にもセンスが問われる。


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総労働時間の表を見て最近はアメリカの方が多いことは意外だった。アメリカ人って「働きすぎだよジャップはHAHA…!」ってイメージだった。有休はとりにくいとは思ってたけど、半分しか使わないんですね。会社入ったら、いっぱい取ろうと思ったけど、ムリみたい。日本は特に周りの雰囲気とか、みんながしているしていないとかで、行動がしにくくなるのでつらいです(私は特に周りに流される…) 母は昔公務員だったけど、その頃は残業手当はしてなくても適当につけてもらえたそうです。「今週は3時間ぐらい付けとくよ!」みたいな感じ。いいですね。

どんなアメリカ人だよ…(-.-; 周りの雰囲気に関係なく自分のしたいことするべきことをする人達がいる。その事実を見据えることから異文化理解が始まる。


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父はよく家に仕事を自主的に持って帰ってくる。彼の仕事は広告デザインなので気分とかも仕事の進行度にかかわるようだ。
1.会社内での拘束時間があってもその消化はまちまち。
2.時間外の労働も個人によって(満足度)同じものつくりでも差がでてくる
こんな風なところは会社はやっぱりあまり気にしてないんですよね?

時間、結果のバラツキ−気にしないわけないわな。昇進、賃金で差をつける。問題は差をどの程度に押さえるか。これこそ作業管理のポイント。


N.H
今日の講義、かなり内容が濃く、しかも身近に感じました(内容そのものが分かり易いし)。

どんなふうに?


A^_^;)
以前に父さんが有給休暇はなかなか取れないと言っていたのを思い出しました。長く勤務した方が有給休暇は増えると言っていたけど長く勤務していくとなかなか休めなくなるんでなんかつじつまあってない…。う"ーん社会人になったらあまり休めないのはツライな。

悪いイミで話ができすぎる、ということか。とにかく忙しいのが当たり前というふうに感覚が変わる。


今日はたくさんノートを書いたので疲れました。

それが学生の仕事です。


4日
日本人は他の国の人よりもいっぱい働いているのかと思っていたけど、表でみるとアメリカの人たちの方が働いているんですね。でも残業とかが毎日あるのは日本だけなのではないのですか?そう考えるとやっぱり日本人は働きすぎのような気がします。

ふふふ、そのあたり次回の話ね。


自分のもっている有休が年内に使い終わらないときは、次の年に余った分の有休は持ち越しできるんですか?それとも捨てなければいけないものなんですか?

できるよ。なお、解雇の場合は賃金に換算して受け取ることもできる。


私は今年の8月でやめたけど、16ヶ月アルバイトをしていました。週5日で他の人が休むと呼び出されることもあり、多分週5.5日ぐらいで、長期休みの時は週6日でした。アルバイトも規定に合えば有休を与えるようにして欲しいです。アルバイトはダメということはないから、今の世の中はおかしいと思う。

ちなみに、労働基準法には正社員、アルバイト・パートという概念区別はないんだな。
当然、法律上、有給の権利があります。


私のアルバイト先は出勤と同時にタイムカードをおすにもかかわらず働いている時間だけしか給料が支払われません。30分前にきて準備したりそうじして帰らねばならないのにかなり悔しいです。今日の授業と自分の状況が重なっていました。

まさに賃金の未払いです。


先生も言われたように、他国特に、ヨーロッパあたりでは、労働時間が少ないということですが、日本も同じくらいだということに驚きました。日本に比べてヨーロッパの方が休暇が長く日本は休暇を取ると上司に嫌みを言われる印象があります。だから、日本の労働時間の方が長いと思っていました。でも日本の経済の方が低迷しているのは日本人の要領が悪いのかなと思いました。

「日本人の要領が悪い」…なんか味わい深い表現だね。そう、働きすぎの国民の経済が不況にあえでいてシャレにならんな。


くもり
私の父は、朝8:00頃出ていき、遅い日は、深夜2:00頃帰宅し、又翌日8:00に出て行く生活です。本当に大変な仕事だなと思いつつ、私が小さい頃からずっとこうなので、これが当たり前に感じてしまっています。だから、8時間労働と聞いてもなかなかピンときません。一般ではやはり1日8時間労働で、夕方に帰宅するのが当たり前なのでしょうか?

ちなみにパートの人達にこんな働きぶりを求めることはナンセンス。この点は日本の労務管理の一つのポイント。


私の周辺の人達の話を聞く限り、この労働時間に関する規定は、あってないようなものだなと感じた。もちろんないわけにはいかないだろうけど、特に飲食業などは1日8時間、週40時間なんて不可能といってもいいのではないか。

労働時間と営業時間は違うものだよ(両者が一致しているコンビニがあったらすごいな)。
バイト先の小売店では、社員が毎日、朝8時から夜10時まで普通に働いています。たまに遅番、早番もあるとのことですが、明らかに“8時間労働”を越えています。また、--主任とついた管理職になった社員さんにおもでとうといったら、主任になれば、少しの給料アップと残業手当ナシがまっているので嫌だ、とのこと。そんなのありですか?
賃金の年功カーブでいうと、管理職昇進の段階でカクンと少し折れているイメージですね。短期的なことだけみてたら我慢できない生活かも。それが「社員」つーもんです。


ひこ
日本の労働者が有給休暇を完全に消化しないのは、僕達日本人の行動様式がやはり共同体に拘束されるからなんだなぁ…。

その可能性は否定しないけどそれだけじゃないと思う。というか労務管理全般がそういうもんではないか。


紅茶の名門 リプトン
外商の人の休憩時間はどうなるんですか?監視する人がいないから、長く休んでてもバレないような気がするんですけど。

へへへ、次回の話だな。答えは「働いたことにする」。


被用者が有休を思うように使えないなどといった現状は雇用者と被用者との間にある主従の絶対的な権力性が色濃く存在する結果、生じたものだ、とおもい、その職場の内部環境の雇用関係の不透明性が政策の施行を遅らせる、悪循環だと思いました。

近代的な雇用契約の世界であっても主従関係は職場の中で完結するはず。それが生活に及んでないものかどうか。なお、ちょっとやっかいだけど、労働分野では「雇用者」は雇われる方を指します。雇う方は「使用者」。


ぷっぷっぷー
私の周りの人は、残業手当てが100円単位の人がいてタダ同然なのですがそういうのアリですか?

ちょっと事情がわからんが。払い方に勘違いの可能性ありそうだな。次回はその話から始まる。


二○加
今日の授業で管理監督職は適用除外とありましたが、それ=労働時間が少ないとは思えません。むしろ多いような気がしますが、実際のところどうなんでしょう?

法的制約がない分、使用者からみたら、労働者より働かせやすい存在ですね。


日本では、有給休暇を利用するのに後ろめたい感じがして、なかなか労働者保護の制度が実際の規定のようには利用されにくい。もっと遠慮(?)せずに使うべきだろうが、長年の会社のやり方とかで困難だと思った。

そんな働き方でも我慢するだけのものがあるかどうか。


私がバイトしている店は、明らかに労働基準法違反のように思うのだが、労働者からの不満が、公にならない限り、違反はばれないのかなぁと思った。残業手当もついていないし、しかし、社員の方は皆、世の中こんなものよ、と口をそろえて言ってるので、いくら方法があっても、意味あるのかなと思った。

あるルールに違反する事例があっても、それはルールが間違っている、ということにはならない。ルールを守らせる強制力が問われてくる。


私のバイト先の社員さんは1日8時間以上、いつも働いていて、仕事があがるのは、深夜になることもあるみたいなのですが、残業手当も何もつきません。これは違反ですよね?本人が承知していれば良いとかはないですよね。

本人の了解?−ないない。今回、しつこくいったよね、保護法は当事者の意識を超えたレベルで国家の意思が表れると。


日本では週40時間以内、1日8時間以内の労働時間となっているが、なかなか休めないのが現実だと思う。自分の親はいそがしいときは1ヶ月連続で出勤している。

うーん、体を大切に、としかいえない。


時間外労働やサービス残業等俺らが目指すホワイトカラー、サラリーマン、ビジネスマン(結局は賃金労働者をカッコよく言っただけなのだが)は大変なものだなと思った。その点教授は転勤ないし、ノルマないしいいなー。

仕事の大変さをそんな言葉でしかイメージできないはまだヒヨッコです。また、大変さはメリットの裏返しでもあることは知った方がよい。


日本人が、休暇が取りやすくなるように、これからなるんでしょうか。アルバイトでも着がえの時間とかの給料はいただけるんですか。

図らずも正直な感性が出たのだろうが−「いただける」というセンスを持った時点で負けなんだよな。


労働者、管理者ともに労働時間が長くなることを望むというのは面白い。だが仕事がない最近ではどうなのだろう。

大前提がある。仕事分の賃金が払われる限りにおいてだな。なお、コメントカードには、本名を書かないように。


労働基準法とは労働者を保護するもの、休憩時間の設定や有給休暇など、働いているこちら側からして、なんてすばらしいのだ、と疑わなかったが、本当は裏があるものなのだと気付かされた。

裏つーか、ね、国家というのはある意味で“余計なお世話”をする存在なんざんす。なお、コメントカードにはペン・ネームの方を書いて欲しい。


バイトをしているので、時間外という言葉は知っていましたが、労働時間について詳しくわかりました。

何がわかったざんしょ。


ビッグマック
マクドナルドは労基法を守ってますよ。

オレ、別に何もいってねぇぞ。


確信犯
なぜ、日本の大学院で(一部を除いて)経営学修士の学位を取得しても「MBAを取得した」って言わないんでしょうね?

「悲しい時〜」「(悲しい時〜)」「日本で経営学修士を取って“MBA”といってる人を見た時〜」……。


ぱんだ
使用者の都合できついくらい時間を拘束されたら困るから、やっぱり法による保護は必要だと思う。残業にしてもそうだけど、リストラとか雇用情勢の厳しい中で残業という形ででも必要とされること、残業するほど仕事があるということはあるイミで幸せな気もします…。

長時間労働でヒーヒーいっている人の横で段ボールに寝泊まりする人たちがいる。


難しかったです。

賃金は労働の対価。労働量(労働時間)が違えば同じ賃金額でもその意味が違ってくる。だから本当は自分の労働時間は実に注意を引くべき問題なんだ。そこらがないがしろになると、その労働契約における単価はなんなんだろう、という話になる。なお、あんたも本名書くな。


私はバイトの休憩の時、少し手伝っていたけど、今度からそれはしないようにしようと思いました。

昔、バイトで休憩時間に入った直後、やりかけの仕事を続けてたら、先輩から「もうやめろ」といわれたことがある。権利意識というのはそういうもんだと思ってます。


ドージャー
最初は国が企業、労組の利害とは別に保護するという立場から労働時間の政策をしているというが、財政が悪化しているような今の状況だったらもっと働かせて税収を上げればどうかと単純に疑問に思っていたが、定時や時間外労働規制の話からなんとなく疑問がなくなったような気がした。今日の話のような権利は全部労働者が勝ちとったイメージが強かったので新鮮だった。

うーん、また一面的なイメージを植え付けてしまった。セオリーとしては、労働者(労働組合、労働運動)が相互にからみあうイメージとして伝えないといけないのだが。個人的には今回話したような印象を持っているのだろうね。


XYZ
労働時間というのは一概に労働基準法のみで定義されるだけのものではないことを実感させられた。

法律は社会生活のすべてを形作ってるわけじゃありませんよね。


CRX
ここはせまいので元の教室でしてほしい。

え”ー?


ペパロニサラダ
もっとあやしくないデータを手に入れる方法はないんですか。

次回、別の種のデータをお伝えしましょう。


アメリカには「フレックスタイム」なるものがなかったですか?あれは何でしたっけ?関係ないことだったらすいません。

そりゃ、アメリカにもあるが。日本にもあるぜよ。これも次回の話ね。


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