7月5日

漱石枕流
大卒採用の話ですが、社会的産物のスキルとして五光効果が大き(かった?)いってのが一番の理由じゃないですか?で、MASTERではちょっとはちょっと蛇足ということではないでしょうか。

えっとシグナル効果ということですかな?ま、蛇足と考えているらしいことはそうなんですが。ただ、私としては、大学教育には実質的価値を認めている(ような形になっている)事実をもっと見据えるべきではないか。それを言語化するのが学問の役割かな、ということです。


19
就職活動中なので実際に先程言われたようなことは直に感じています。企業によっては「女性だからね」と一言で片付けて最初から雇う気がない会社もありました。実際、女性の就職というのは厳しいというのが現状です。授業でお話を聞くたびに就職困難であるということに納得させられているような気がします。

「女性が厳しい」は一般論でしかありません。で、そんなことは君たちも知っているわけで。学者はなんでそんなことになったのか理屈をこねるだけ。しかし、一般論は個人のがんばりで跳ね返すことはできるし、そういう人も君たちの中にいることも事実。


まっぴ
以前、雑誌で読んだことがあるのですが、会社の海外研修制度で、アメリカのビジネススクールに入学して、MBAを取得後、帰国したが、結局その会社にいれるような環境ではなくなってしまい辞めたという話でした。

ちょっと事情がわかりませんが、あまり一般的でないと思いますよ。会社の制度を利用したのなら会社も織り込み済みなわけだから。今回は企業内教育がメインなので外部教育のことは話せなかったが。MBAをとりに行かせることもよく耳にします。ただ、その位置づけはまだよくわかりません。スキルアップを期待しているのか箔をつけるためか従業員へのエサなのか…。


ジャッキー
途中から来たので、難しくてよくわからなかった。新卒が就職するときに一番良いかもしれないが、就職浪人をしてしまったとしたら、どうしたら良いのだろうか?留年したら、就職は難しい?

勉強してなんらかの採用能力(? employabilityの訳なんだが)を高める、もしくはバイト、派遣、契約の形であっても経験を積む、このくらいの一般論しかないな。向き不向きを考えたらこっちのコースをたどってもいい人はいると思うよ。


N.H.
今日は企業における教育訓練についてでしたが、どれもこれも内容が濃く、わかりやすかったです。これから先、会社に入って新人研修や社内研修などを経験するにあたり、会社では、どんな研修(社内教育)が行われているのか、ぜひ知りたいですね。

細かいことは調査にいくしかないな。君が就職したら教えて下さいよ。


二○加
Off-JTやOJTによる労働者の多能工化は企業にどのようなメリットになり、労働者にはどのようなデメリットになるのでしょうか?

なんか前回の復習になるが。企業にとっては従業員のスキルが上がることは一般論としてメリットでしょ?それだけ要員確保(一定のスキル要件を満たした者の)が容易になる。ただし、能力に応じて賃金を払う制度においては、それだけ賃金コストが上がってしまう。能力に応じた職務が足らない、それだけ企業としてのパフォーマンスを発揮できない状況では無駄なコストになってしまいますね。労働者にとっては職務満足、適応可能性を高めるということで、クビになりにくい、そういうメリットかな。もちろん、賃金のこともあるが、それは先ほどいったように能力に応じて賃金を払う制度の下においてです。


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