7月6日

45
知的熟練は、私はブルーカラーの部類だと思う。項目の1つ1つに対処していくの
実際現場の人間だし、場合によるけどマニュアル通りやるより、現場のやりやす
い順番で、方法で、人割で、その方が要領よくできるということはよくあると思
う。ホワイトとブルーが協力して、ブルーもホワイトに対して「現場のことは現
場の人間にしか分からない」という卑屈な考えがあるから、お互い、意見を出し
合う場があれば、より効率のよい工程ができる。
   たしかに日本的にはブルーと知的熟練は結合されて理解されやすい。ただ、
   何度でもいいたいけど、欧米のブルーのレベルが低いということではない。
   どこまでブルーに任せるか、という組織の作りがちがう、ということなの
   だ。

トラ
友達が山崎パンでバイトしていたけど、仕事を極めればおもしろいとか言ってい
たけど、理由アリの人間がばかりでものすごい世界だったと言っていた。授業に
は関係ないけど、見えない所で苦労している人のことについて考えてしまった。
   前半はそうでしょうね。私は1日で脱落したクチ。けど続く人もいるわけ
   で。会社も続かない人間がいるのはある程度割り切っているでしょう。
   “見えない所の苦労”…、その辺りを忘れると組織、国民経済を回す上で
   しっぺ返しを喰らうよ、ということがみんなに伝えられたら。

名古屋グランパスエイトの件について。J2に落ちて後悔しろ。でもアビスパに
とってはいいことなのでそれはそれでいいかも。
   グランパスみたいな本来実力のあるチームが下にいることは脱落争いにお
   いてはこわいことなのよ。


ホワイトカラーとブルーカラーの差がなくなっていると思った。そうなると私た
ちが大学を出る意味なんてなくなってきているのか?
   そうじゃない、と思うけど、しかしまだ理屈では君を説得できないな。

はっきり言ってグランパスはバカだ!!かんとくをクビにすればいいのに選手を
クビにしてもったいない。後、クビにされた人はおとなしくアビスパに来ればい
いのに。
   あのような決定を下したフロントは、結果が出なかった場合、どんな責任
   をとるのだろうかと思ったよ。

虎、虎、虎
自分もYパンのバイトやったことあるんですが、5月でやめました。同じ単調な
仕事を8時間もやらされるとやはり精神的にきついです。
   できる人はなぜなのか、という事も考えるテーマとして面白いのかも。、

久しぶりに授業に出ました。5分休けいがあるのに驚きました。私は今単調なバ
イトなので他のバイトをしてみようかなあという気になりました。でも時給がい
いんです…。
   そ、金のためにバイトという基本線もあるよな。私は金だけでバイト選ん
   でましたね。

別にどうでもいいことですが、今日配布されたプリントの新聞の切り抜きは新聞
を2部使ったのではないですか?講義のスタイルは私なりに好きです。前期お疲
れさまです。
   新聞の件は一部しか使ってませんよ。変だった?

クオーレ
前期試験がないのがうれしいけれど、後期一発っていうのも少し不安な気がする。
   試験の件はごめんなさい。もっと早くいっておくべきでした。不安?−ま
   ぁ、勉強して下さい。

ガチャガチャ
従順さが大切なのは分かるんですが、雪印みたいに食中毒が起こりうるのを分か
っていても何も言えないのはヤバイのではないでしょうか?
   「現場の判断」というのは結構落とし穴かな、と思うことがある。やはり
    上からの管理をきちっとする面を評価し強調するべきかな。

ブルーカラーとホワイトカラーどっちが幸せなのだろう?
   日本ではみんなホワイトカラーになりたがるよね。ただ、どっちが幸せか
   …うーん。

前期テストがなくて助かります。その分後期でがんばりたいと思います。
   がんばってください。私もがんばります。

七夕
明日は、サミットですね。
   うちの近所はお巡りさんがいっぱい!


先生はサッカー部だったのですかいつもサッカー話をしてますね。明日は七夕で
す。何をお願いしますか。前期も終了。夏休みだー。
   星に願い、か…願いが叶わないのと願いがないのはどちらが不幸なのだろ
   う。楽しい夏休みを!あたいは論文書き…(T_T)

はな
日本のブルーカラーは欧米に比べると、多数の仕事がこなせないといけないのだ
ということがわかりました。指導力とかを要求されるところも日本の集団社会を
象徴していると思いました。
   指導力と集団社会…考えもしなかったな、なるほどね

いやし系
バイトでも、仕事をおぼえるまでがすごく気をつかうし、疲れます。それをのり
こえて、何年も仕事を続けている両親は、すごく立派におもえる今日この頃デス。
   正直、客としてはバイト諸氏に厳しい目を向けがちだが。大変ではあるけ
   ど、それなりの覚悟があれば続くものでもある、怖れることはない。
   
いままでの授業を聞いていて日本はかなり独自の労務管理の仕方を採用している
ような印象を持ちました。その原因は、やはり日本人独自の“勤勉さ”などの性
質が起因となっているのでしょうか?
   大正時代の日本の職場は相当生産性が低かったらしい。歴史的に作り上げ
   られる面があるのですよ。

日本のブルーカラーの人々がこんなにホワイトカラーの人々の仕事を受けもって
いるとは知らなかった。欧米では考えられない話だそうだが、これは作業全体の
効率も上がるし、何より従業員自身が仕事にやりがいや楽しみをもって取り組め
てとてもよいことだと思う。
   それだけ仕事への責任、プレッシャーがあるのだ。

レオン
少しばかり興味をもっていても意識的に集中するようにしなければ、授業を理解
することは難しいんだなと思った。切り替え能力は必要だけど少し疲れます。
   私みたいに大学時代、講義にほとんど行ってなかった人間からすると、
   「この人らはよく出てるよな〜」と感動。適当に休んでください(結果責
   任はとること)。
   
コメント王子
アルバイトは定型作業だけやればよいと分かっていても、いざそういわれると自
分がとても非力な人間に感じて、かなしかった。早く大人になりた〜い。
   仕事内容、能力が人間的な評価につながるという側面はどの社会でもある
   だろうけど、特に日本は強いかもしれません。私はあっという間に年をと
   ったけど大人になるのは難しいですね。

キャサリン
ブルーカラーの人々がホワイトカラーのするべき仕事をするような社会が今後発
展していけば、ホワイトカラーは必要性がなくなるような気がする。
   というか従来のブルーがホワイトになってしまう、と。「グレーカラー
   化」と評価する人もいます。

グルミット
私の友人で歯科衛生士の人が勤務先で給料はそのままで医者と同じように治療す
ることを求められ、辞職した。ブルーカラーはホワイトカラーのようなスキルを
求められても、不満みたいなものは、ないのだろうか?
   ごめんなさい。忘れてた。他の人のコメントにもあったけど、雇用保障、
   成績査定を伴う年功賃金てなものがないとブルーカラーも技能を高めよう
   としないだろう、という話を小池和男氏はしていた。

ぶりよん
私は最近までバイトをしていたのですがまさに定型作業で精神的ダメージをかな
りうけました。やはり先生がおっしゃったように変化の仕事の方がやりがいがあ
りやる気もおこるのではと感じました。あとどんな場合にでも対処できる順応性
も仕事をやる上では必要であるという事をこのバイト生活の中で学びました。
   みなさんのコメントを読んでいて思ったのだが。なんで定型作業に耐える
   人がいるのかきちんとした理論がないんだよな。

高校の時によんだ「ツルモク独身寮」というマンガの中で初めてQCサークルと
 いう言葉を知りましたが、この授業や他の授業で、それがいかに大切かを知り
 ました。もっと勉強して経営の奥深さを知ろうと思います。
   あそこでは前面出てないホワイトの仕事が君たち四大卒に期待されている
   仕事なのだな。

山崎パンのベルトコンベアーの話で思い出したのですが、私も以前サンドイッチ
の工場でバイトをしていました。大きな台の上にパンを200枚くらいならべて、
ずーっとレタスをちぎってはのせ、ちぎってはのせをくり返していました。ベル
トコンベアーも少し使ったりしていました。あの大量のパンの山をみていたため
に、今でもサンドイッチが食べられません。
   「労働疎外」という言葉を思い出した。マックの包み紙やコーラの空き瓶
    を組立中の自動車のボンネットに放り込んでいたアメリカの労働者の気
    分もそんな感じだったのかな。

うるこ
今日の内容は比較的分かりやすかった。日本の労働者がなぜそこまですべてにわ
たって完成されていなければならないのかと不思議だったが、年功序列賃金を考
えると、まあなるほどなと思った。ただアルバイトでも、なぜここまでしなけれ
ばならないのかと思うものもある。失敗はすべてアルバイトと決めつけられてし
まったりと、バイトはバイトでなかなか大変だと思う。割にあわない給料の時も
あるし。お金をもらうということは、本当に難しいことです。
   ブルー(正社員)がホワイトに近くなる、ということは別の身分差が生じ
   るということですね。私の大学院時代の師匠は“外国のブルーは時給制で、
   これは日本のパート、アルバイトと同じようなものかもしれない”といっ
   てた。

ええとしクラブ
変化への対応ってどこへ行っても大切なんだなあと思いました。前期試験ないん
ですね。後期が大変になりそうでこわいです。
   変化への対応のためには基礎も大事、といわないといけなかったかな…あ
   〜、言い忘れたことばかり。ごめん!

バイトを決める時でも、簡単に覚えられる仕事を選ぶかやりがいのある仕事を選
ぶかで考えます。でも長期間働くならやっぱりやりがいのある仕事の方がいいと
思います。欧米で転職するのが多いのもこういったことと関わってくるんだと思
います。
   私の学生時代のバイトははっきりいって時給の高さだけで決めてた(もち
   ろんベルトコンベアは避けたが)。結構、やりがい等を気にする学生諸君
   がいて、オレより格調高いな〜。

正社員でブルーカラーである時点で日本人ならではという気もするが、現場を知
っている労働力を活用しない事自体が無駄という事なのだろうが、確かに欧米と
日本の感覚の差はあるだろうと思った。
   仕事の範囲、責任が比較的あいまいである、という話とからんでいるのか
   もしれない。


できれば、どの企業も仕事は統合方式でやってほしいと思う。トラブルが起きた
場合、それに対処できる人があまりに少ないからだ。しかも、たいていの場合、
その人になかなか連絡がつかない。企業は一企業としてちゃんと対処できるよう
にしてほしいものだ。
   対応できる人を探す面倒の話は自分の経験でしゃべった面がある (^^)

ラブリーカナディアン頭2号
統合方式と分離方式は、結局どっちがいいとは言えないんですか?
   前者の方が効率的とはいえる。しかし、よい・悪いは価値観の問題。

TMS
確かにブルーカラーには様々な熟練が求められると思う。今日の講義にあった知
的熟練も技術と並行して求められると思う。それがホワイトカラー化というのは
また別だろうが、賃金の面から見ると一理あるかもしれない。ホワイトカラーの
仕事と賃金態形が見えにくい…というのが前期の感想です。お疲れさまでした。
   平木の不勉強とは別に、ホワイトの仕事管理というのは我々の分野でほと
   んど研究されてないんですよ。目標管理が軸かな、とある先生(石田光男
   @同志社大学)がいってるくらい。

つのだ☆ヒロ
日本の労働者の技術水準が高いのは知っていたが、現在のアメリカのハイテク産
業に日本がついていっているのは、日本のホワイトカラーの技術力が低いのでは
ないか。部品は日本人しかつくれないものがいっぱいあるのだから、もっとがん
ばればいいのに。
   計画・企画、戦略、開発という面で弱いかな、とは思う。

藤波のたっつあん
僕ずーと思ってたんですけど、ブルーカラーとホワイトカラーの2つに現在の仕
事を分類するのは無理なんじゃないかと思います。友達がプログラマーをしてい
るんですが、話を聞くとブルーカラーとホワイトカラーの両方のとくちょうをも
っているようなきがしました。プログラマーはブルー、ホワイトどっちですか?
先生も2つに分類するのは無理だと内心おもっていませんか?
   いや、そうでもないよ。分類というのはそもそも無理があるものだから。
   何がもっとも説得的か、という程度問題と思ってる。もちろん、だからこ
   そ、君のいうプログラマをどう分類するかという問題の意義が浮かび上が
   ると考えてる。

作業組織の中で重要なのは、変化への迅速な対応だと思った。何が原因で、どう
すればいいかを判断するのに手間どれば今、問題になっている雪印乳業みたいに
組織内部による隠ぺいをしてりして、信用を落としたりするので大変になってし
まうから。
   あれは原因推定以前の予防保全の問題なんだな。しかし正直あんな事故が
   起きるとはびっくりした−オレ、愛飲者なんだよ!

プリントがなかったのでノートをとって話を聞くだけでは完全に授業を
理解できなかった。でも、ゼミで聞いたことのある話は理解できた。・グランパ
スはどうなるんでしょうね?実際「そういや、代表だったな」という3人ですが、
かなりの実力です。もったいない気がする。
   前半の件は、前回来なかったあなたの問題です(^o^) 鯱の件については、
   組織というのは全体的な効率性、結果とは別の論理で動く面があるとだけ
   いっておきます(これ以上追求しないでね)。

今日はボヤッとしてたら、黒板に書いてあることの意味や前後のつながりがわか
らなくなってしまった。
   お気の毒様。

今日もらった新聞のコピーであった名古屋グランパスの3人の戦略外通告になっ
とくがいかない。以前も監督との対立はあったかもしれないが、とつぜんそのよ
うなことを言うのはおかしいのでは、それも日本代表に選ばれるほどの能力があ
る3人なのに。一方的な通告ではなく、ちゃんとした話し合いの場を持つべきだ
ったと思う。プロの世界のきびしさがひしひしと伝わった。
   どうも、「プロ」という言葉の意味を間違えているケースが少なくない気
   がする。ちなみに、FC東京の大熊監督は今年で6年目です。その間ほ
   とんどチームの骨格を変えてないし、9年目の選手が2人いる。

留年
食べ物屋でバイトしてますが、日本のブルーカラーみたいなことまでやらされま
す。時給から考えて割りに合いません。でも、いろんな仕事をしないといけない
ので時間がすぎるのが早く感じるその点は退屈じゃなくていい。退屈な仕事が一
ばん辛い。
   だまって講義を聞いている諸君を見ていると頭が下がるよ。私は君たち以
   上に退屈に耐えられない人間。会議で要らんことをいって「犬も歩けば棒
   に当たる」こともしばしば。

大仁田
少しずつ企業の姿があらわになってきた気がする。最初の講義の時にコメントカ
ードに書いた内容と今の労務管理の概念が大きく変わっている、というより、
おし広げられた気がしている。まず風土によってその性質が根本的にに変わっ
てくる、ということ。また、労務管理の対象としての人は「心」を持っている、
ということを忘れてはならない、ということ。そして、効率化ばかりを追い求
めるのではなく企業にとって「いい」影響を与えるように作用させるよう労務
管理は体系づけられている。と、前期の終わりではここまで考えている。いっ
たいどこまで変わるのか。先生が最後にどのような結論を出されるのか楽しみ
です。
   なんかたいそう立派な講義をしているような気分 (^^;
   少なくとも、経営学科の中では人間的な側面が強い制度、学問分野だと思
   っているよ。



戻る