6月8日

うるこ
暑くなってきたので、ぼーとしてしまいます。内容的には、理解できたようなで
きていないような、とよくわかりません。次回に期待します。
   あんまり難しいこといってないつもりだったけど…というのが、どうも思
   いこみだったかな、と思わせるコメントが今回は多かった。なんか、ハ
   ショリ過ぎているかな、という思いはあるんだけど。

ええとしクラブ
改めて戦争はいろんな所に影響しているんだなあと思いました。過去があっ
ての今があることがわかりました。
   ま、そうなんだけど。

グルミット
年金が70歳支給になるかも、と聞いてむなしくなった。なかなかキビシイ世代
に生まれたなぁ、と。70歳を前に死んだら、年金の払い損だ。
   だから、できるだけ長く生きましょう!普通、もらい初めて数年で死
   ぬ人たちが多数であることをイメージして制度を作るんだよ。

日本が戦争をすれば、本当に労使関係が変わるのだろうか。けど、日本は
戦争をしないはず。
   この点は挑発的にいったんだよ (^^)

今、日本の農業はすごく減っているけど、高齢化で人手が足りないっていう
のを聞きます。そういう所で失業者が働けばちょっとは状況が改善されない
ですか。
   問題は“跡継ぎ”を求める発想が強くて、雇用労働者として他人を使
   おうという発想が弱いことにある。つまり法人経営が課題でもあるんだ。

クオーレ
今日の講義は、WW1、WW2の所があまりわからなかった。
   つーことは講義の半分じゃんか。ストーリーは実に単純なんだが。

たぬき
今日の先生は、風に吹かれてとても気持ちよさそうだった。これからむし暑く
なるので、その中で授業を受けると思うと苦痛である。
   窓、開けたら?

戦争によって労使システムがupしたのではという話は興味を持ちましたが、
 「日本が戦争を再びしたら…」みたいな発言はこわかったです。
   “危険思想の持ち主”平木?戦争に依らずして市民的権利の拡充が
   あるじゃないか、と批判すればいいんだよ。

はな
労働力人口の話の中で、実際に数値を見てみると、日本の高齢化、少子化
というのは進んできているのだと思いました。このまま進むと、労働力不足
に陥いるのなら、やはり外国人労働者を雇用する機会が多くなるんだろうと
思いました。
   それは1950,60年代にヨーロッパではよく行われた。但し、彼らの社
   会統合が問題となった。だって、“不景気だから帰れ”とはいえないじ
   ゃない。この話、後期の終わりの方でもしましょうかね。

いやしっ子
今日の内容はあまり興味がある分野じゃなかったので、いまいちでした。自
分にとって興味がない講義が時間がたつのがおそいですよね。
   (T_T)

ぼたん
再雇用はいい制度だと思っていましたが、ドンと給料が下がるのは傷つきま
すね。どうにかならないのでしょうか?
   “高い給料に見合うだけの能力を身につけよ”というのが公式的な答
   え。それができるかどうか。

西田(仮)
歴史に入って今までの自分のもっていた労務管理の概念が混乱してきた。
今では授業にうまくついていっていない。一人よがりのコメントですが、現在
の感想です。がんばろう。
   (ToT) 
   
雇用について思ったのは、勤続年数に応じて賃金を上げるのは、当然のこ
とだと思うけど、いくら勤続年数が長くても、真面目に働かない人は、反対に
上げずに、下げるべきだと思う。それに、真面目に働く人は、勤続年数が少
なくとも上げればやる気につながるのだと思う。
   あ、正社員の世界ではがんばりに応じて賃金に差が付きますよ。


3週間ぶりに来ました。お久しぶりです。最後に言っていた、「戦争がまたお
 これば労使関係も変わる」という意見、ああ、そうかなあと共感できる部分
 がありました。
   簡単に納得しちゃいけないよ、あんな胡散臭い話。大人にだまされち
   ゃいけない(>あんた何者よ。)

TMS
子供の数が減っている+リタイヤした人の数は増えている…に加え失業率5
%弱と1995年までのデータ(資料)とはまた違う動き(社会構造、労働環境の
変化)が見えてくるようだ。
   年金支給開始年齢の引き上げは、そのあたりのギャップを埋めようとする
   政府の考えがあるんだ。
  
ムーミン
労働力不足の問題で、これから高齢者の扱いがキーになるといったことが
でてきたが、それよりも、今より一層女性が男並に台頭してこれるような環
境づくり、もしくはマーケットの開発といったことがある方がよいと考えた。
   はい、そうですね。そっちもきちんとしないとね。私は能力主義が徹底
   されると女性がより活用されるだろう、しかし高齢者活用に
   はまだ課題がある、つまり大きな問題なのでは、という意識だったん
   だけどね。


公共事業によるバラマキで景気が回復するのが先か、財政の破綻のどちら
が先になるかだと思う。今の日本で公共事業によって飯を食わせてもらって
いる人は(家族をふくめて)どのくらいいるのか、調べてみようと思った。
    ただし、公共事業で「飯を食わせてもらっている人」の消費支出が日
    本経済の再生産に貢献していることも忘れないでね。


今、ゼミを何にしようかとっても迷っています。すぐ決めなければいけないの
でホームページなどで調べていますが、なかなか決まりません。
   3年の現役ゼミ生と、教師に聞くことだね。HPや2年生同士の伝聞には限界
   がある。

3・2
長期勤続、年功賃金制がないと日本の労働社会は成り立たなかったのだろ
うか。では欧米はどうやって労働社会を成り立たせたのか。そして成り立た
せているのか。「休み」を労働者にあたえているのか。「賃金」か。それとも…。
そこらへんが知りたいキモチです。
   う…重い。制度が違うということは、それを受け入れる社会的規範、
   価値観が違うことだけは確かだけどね。
   
戦争によって、産業や社会の構造が発達することに私も同感です。日本は
ひょっとしたら、もう一度、「焼け野原」になる必要があるのかも(ケガ人0で)。
   どうも景気が悪くて閉塞感があるとこういう物言いが出てくるな。私自
   身はご破算なんでできない、という考え。

産業報国会って報告会のまちがいですか?たぶん国会であっているとは思
いますが…。もしとんでもない私のカンちがいでしたらすみません。
   正式には大日本産業報国会。“国に報いる”だから。この時代は国家
   主義が国是(みたいなもん)だったことを踏まえておいてください。

小池和男
日本が戦争をおこすと体制が大きく変わるといっていたが、変わったところ
でどうなのか?と思った。
   お、大胆不敵なペンネーム。それよりも、“変わるのか?”、“それ以
   外でも変わらないのか?”という疑問をもってほしんだけどね。

戦争というきっかけがないと労働者の権利が向上しないなんていうのは悲し
いことだと思う。戦争なんて二度とおこってほしくないので、もっと別の方法で
権利が向上していける方法はないのだろうか?精神的に多くの人が1つにな
れて、がんばろうという気持ちになることが今現在ないのだろうが、それが戦
争というマイナスのものではなくもっと平和に勝ちとっていけることが理想だ。
実際、そんなに簡単でなまやさしいものではないだろうが。
   上野千鶴子あたりは何年か前に、“女性は国家との取引(戦争などで
   の)で権利向上をするべきではない”という議論をしてましたな。もちろ
   ん、平時でも労働者、女性の権利向上はできるけどね。ただ、戦争を
   ブランクとみなす考えはナイーブじゃないかな、ということで今日はあ
   えて挑発的に行かせてももらいました。

今日の授業ではじめの方に定年の話があって、この学校は70歳と聞いて長
いと思ったけど、他の大学もそのぐらいなのですか。
   私立はそんなもんよ。私らは普通の実務の人らとちがって、就職する
   年齢が遅いのよん。

007
今日、配布されたプリントの表4の産業別就業比率のところで、農業のとこ
ろは5.1%という低比率ですが、これは日本だけでのことではなく世界中のこ
とだと以前別の講義で知りましたが、これから将来世界的に人口は増加す
るのに、食料は足りないという深刻な事態というのが本当に心配です。
   藤田弘夫という都市社会学者は“農業人口比率が低い国ほど食料が豊
   富”という逆説的な議論をしてた(『都市の論理』中公新書)。アメリカ
   やフランスの農業がどんな形で行われているか考えて下さいな。

年功賃金はよくない、能力給の方が正当なような社会の流れがあるような気
がしますのが、たまたま年功賃金制に慣れてしまって、それが企業内で良く
ない方向に向かっていってしまったと思いますが、親になって、子供が大きく
なり、学費や生活費が多くかかってしまう年齢になってからのことを考えると
年功制も捨てがたいと思います。今、僕達の年代はその恩恵を受けている
と思います。
   君たちが、自分で奨学金をとるなり、借金するなりして学費をまかなえ
   ば、年功制の意義もいくらか薄れるでしょうね。

藤波のたっつあん
製造業の減少の話なんですけど、日本での製造業率が減っているのはそれ
を海外にいぞんしているからですよね。先日ベストの店長にきいたんですけ
ど、安い製品をつくるためには労務管理がいきわたらないような国でやすー
い賃金で労働者をやとわないといけないっていってました。今の日本がその
ような形の上にあると思うと労務管理とはどういういみが日本人にとってある
のかなぁとばくぜんと思いました。
   日本のと形態が違うだろうけど、安い国にはそれなりの労務管理が必
   要と思いますよ。問題は、高付加価値生産に特化しないといけないこ
   れからの日本で、どんな労務管理が必要なのか、ということ。それが
   ホワイトカラー管理の困難ということなんよ。
   
前にテレビで親のすねをかじって生きている人たちの集まりが放映されてい
ました。その人たちは、時間に縛られて会社勤めするのはイヤで働く気もな
いが、親も子と一緒に住めてよろこんでいるし、生活できているからいいんじ
ゃ?という気持ちだったように覚えています。とここまで書いて、この人たち
は失業者じゃなかったですね。いや、失業者の増加とむすびつけようとした
だけです。
   大いに関係あると思うよ。ただ、政府はそんなパラサイトな人らばかり
   を想定して失業対策を組むわけにはいかない、ということ。ま、オレな
   んか院生時代は自活していたけど、国家にパラサイトしてたようなもん
   だしな…(+_+)

戦争により労務管理や産業が発展することはわかった。工業の発達により
労働者が権利をかくとくしたこともわかった。労務管理を学ぶうえで歴史は
かかせないと思った。
   そうなんだけど…そんなに簡単に納得してもらっても…。

今、ネットを活用することで、コストや人件削減になり、失業率も高くなってい
て、今後も、それは拡大していくと思うから、何十年後に雇用労働者が不足
するということはないのではないかと思う。
   産業構造が変われば新しいタイプの需要、雇用が生まれる、と期待し
   ていいんじゃない?   


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